小康社会の全面的達成

(国政運営を語る)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

小康社会の全面的達成


 改革開放当初、鄧小平は初めて「小康」という言葉を使って中国式の現代化を説明し、20世紀末までに「中国で小康社会をつくり上げる」という奮闘目標を打ち出した。全党と全国各民族人民の共同努力の下で、鄧小平が打ち出した目標は20世紀末に遅滞なく達成し、人民の生活水準は全体として「小康レベル」に達した。この結果を踏まえて、第16回党大会は今世紀の最初の20年に十数億の人々が恩恵を受けるさらに高いレベルの小康社会の建設という目標を打ち出した。第17回党大会は小康社会の全面的建設についての新たな要求を出した。第18回党大会は小康社会の全面的建設という奮闘目標を充実させ、完全なものにし、目標を「小康社会の全面的建設」から「小康社会の全面的達成」に変更し、人民の新たな要求に順応させた。中国共産党第18期中央委員会第五回全体会議は、小康社会の全面的達成ついての全般的布石を行い、小康社会の全面的達成の新たな目標と要求を打ち出し、小康社会の全面的達成に突き進むための「動員令」を発した。2020年までに小康社会を全面的に築き上げるという奮闘目標は、党が人民と歴史に対して行った厳かな約束である。この壮大な目標は「二つの百周年」の奮闘目標のうちの一つ目の百周年の奮闘目標であり、中華民族の偉大な復興の征途での重要な一里塚である。小康社会の全面的達成の「小康」とは発展水準のことをいい、「全面」とは発展の均衡性・調和性・持続可能性のことをいう。小康社会の全面的達成の中で、より重要で、より難しいのは「全面」である。現在、中国はすでに小康社会の全面的達成の決勝段階に入っている。小康社会の全面的達成において、最も困難かつ重い任務は農村特に貧困地区での取り組みであり、最も根本的で差し迫った任務は社会の生産力をさらに解放し発展させることである。