貧困脱却扶助という難関攻略
改革開放30余年来、中国の経済・社会の発展は大変大きな成果を収め、人民の生活水準は全体的に大きく高まった。これにより、数億の人々が貧困から脱却し、この期間、全世界の70%を超える貧困を減少させるという任務を達成した。しかし中国はまだ社会主義初級段階にあるし、また中国は大きな国であり、各地の発展条件も異なるので、まだ貧困から脱却していない人々は数多くいる。貧困脱却扶助・開発活動は任重くして道遠しである。農民年一人当たり純収入が2300元という貧困脱却扶助の基準にしたがうと、2015年末時点で全国の農村には貧困脱却扶助対象者がまだ5575万人いるということになる。このことから、中国の貧困脱却扶助活動はすでに「硬い骨のような難題にかじりつく」段階に入ったことが分かる。中国は2014年から毎年10月17日を「貧困脱却扶助日」とすると決めた。中国は大きな力を入れて、社会の各方面の力を動員して共に貧困に宣戦を布告し、貧困脱却扶助・開発活動を踏み込んで推進し、引き続き貧困脱却扶助という難関攻略を行い、生活困窮層が一日も早く貧困から抜け出して豊かになり、貧困脱却扶助の対象を食べ物にも、着るものにも事欠かないようにし、義務教育、基本的医療、住宅を保障し、貧困地域での経済・社会の発展の加速化を促すよう努める。