資源配分において市場の決定的役割と、政府の果たすべきよりよい役割

(国政運営を語る)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

資源配分において市場の決定的役割と、政府の果たすべきよりよい役割

 


 2013年 11月に開かれた中国共産党第 18期中央委員会第三回総会は、資源配分において市場が決定的役割を発揮するようにすることを提起した。資源配分において市場が決定的役割を果たすのは市場経済の一般法則であり、社会主義市場経済を健全にするにあたって必ずこの法則に基づき、市場経済の不備、政府の必要以上な関与や追いつかない監督・管理といった問題の解決に力を入れ、市場メカニズムに依拠して効果・利益の最大化と効率の最適化を促さなければならない。「資源配分において市場が決定的役割を果たすもの」との位置づけは、これまで20年余り使われてきた「基礎的役割」という表現を継承し発展させたもので、政府と市場の関係について正しい観念を党全体、社会全体で確立し、経済発展のパターン転換、政府機能の転換、消極腐敗現象を抑制するのに役立つ。当然のことながら、市場の「見えざる手」は同時に「無情のムチ」でもあり、追いかけ追いつく、勇敢に先を争うというムードを社会経済活動全体で形成する一方、自発性と盲目性によって市場の失速を引き起こす恐れがあるため、政府という「見える手」の役割を必要とする。政府の責任と役割は、主にマクロ経済の安定維持、公共サービスの強化・最適化、公平な競争の確保、市場に対する監督・管理の強化、市場秩序の維持、持続可能な発展の推進、共同富裕の促進、市場の失速などのひずみの是正といったものである。