改革の実践者になる
第18回党大会以来、習近平総書記は「着実な実践」という言葉を何度も述べ、指導幹部に改革の実践者になるよう求めた。2015年7月、習総書記は中央改革全面深化指導グループ第14回会議を主宰した際に、指導幹部は「改革の促進派になり、改革の実践者にもなる」と強調した。習総書記がこのように求めたのは、改革は順風満帆に進むことはありえないし、一度の苦労で済むというものでもないからである。改革への決心と自信は、行動と効果で具現化され、行動と効果によって検証されなければならない。態度表明だけして下の者の模範とならないということはあってはならず、指揮だけとって現場に赴かないということもあってはならない。特に強調すべきは、現在、中国は改革の全面的深化の正念場にあり、重要措置の着実な実施の成否は、各地方・各部門、各級指導幹部がそれを厳格かつ間違いなく実施し、着実に仕事に取り組んだかどうかにかかっている、ということである。口で言うよりも実際に動くことが重要である。中国の各級指導幹部にとって、改革の実践者になるということは、習総書記が言ったように、「自ら取り組み、率先して働き、果敢に重責を担い、硬い骨のような難題にかじりつかなければならない」。