「虎」と「ハエ」を一緒に叩く
「虎を叩く」ことと「ハエを叩く」ことは、中国の反腐敗分野を象徴するたとえである。腐敗現象は社会の腫瘍のようであり、党の健全な体を蝕む致命的な禍根でもある。「虎」は、法に背き規律を乱した指導幹部、特に高級幹部を指す。「ハエ」は、法に背き規律を乱した末端の党員・幹部を指す。「虎」と「ハエ」を一緒に叩くとは、指導幹部の規律違反・法律違反案件を断固として調査・処分する同時に、大衆の近くで起こっている不正の風潮や腐敗問題を確実に解決することである。
中国共産党の反腐敗への決心が揺るぎないもので、いかなる者も、いかに高い身分の者であっても、党規約と国の法律に背いたら、例外なく厳しく追及され、処罰される。中国共産党は今後も反腐敗に対し高圧的な態度をとり続け、腐敗事件があれば必ず調査し、腐敗があれば必ず懲罰し、「ゼロ容認」の態度を堅持して腐敗を取り締まっていく。