「四有」幹部
「四有」幹部とは、「心の中に党があり、人民があり、責任があり、戒律がある」ような党員・幹部を指す。この言い方は、2015年1月12日に習近平総書記が中央党校県書記対象研修クラスの受講者を対象とする座談会で行った重要講話で述べたものである。「心の中に党がある」というのは、党員・幹部が党に忠誠を尽くし、揺るがぬ信念をもち、政治規律を厳守し、すすんで党中央と高度の一致を保ち、すすんで党中央の権威を守るということである。「心の中に人民がある」が強調するのは、党員としてはは誠心誠意人民に奉仕するという党の根本的目的の自覚であり、人民に親しみをもち、人民を愛し、人民に尽くし、優れた気風を確立し、人民のことを思い、人民に幸せをもたらさなければならない。「心の中に責任がある」というのは、党員・幹部が職責を果たし、果敢に責任を負って発奮努力することである。「心の中に戒律がある」というのは、党規・法律を厳守し、規則や制度をしっかり銘記し、廉潔・自律を貫き、社会主義の核心的価値観をすすんで発揚し実践し、「畏敬の念を抱き、軽率な言動を慎み、なすべきことやり、そうでないことやらない」ようにすることである。「四有」幹部になるというのは県書記への要求であるが、すべての指導幹部にも当てはまることである。