京津冀協同発展

(国政運営を語る)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

京津冀協同発展


   京津冀(北京市・天津市・河北省)協同発展は中国の重要な国家戦略であり、その中核は北京の首都機能以外の都市機能を秩序立てて分散させ、経済構造と空間構造を調整し、集約的発展という新たな道を歩んで、人口・経済密集地域を最適化する開発方式を模索し、地域の調和発展を促して、新たな発展のステージを構築することである。京津冀協同発展の範囲は北京市、天津市及び河北省の保定市など11の地区クラス市を含んでおり、交通の一体化、生態環境保護、産業の高度化・移転などの三つの重点分野で率先して突破を遂げるとしている。2015年4月、中国共産党中央政治局で「京津冀協同発展計画要綱」が審議・採択され、京津冀協同発展のトップダウン設計がなされた。京津冀協同発展は、北京、天津、河北省が直面している矛盾や問題の解決にかかわっているだけでなく、国家発展区域の分布と社会の生産力の空間構造の最適化や経済成長の新たな極の構築、新たな経済発展パターンの形成にも必要であり、重要な国家戦略の一つとなっている。