「健康中国」

(国政運営を語る)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

「健康中国」


 2015年10月、中国共産党第18期中央委員会第五回総会で採択された「第13次五ヵ年計画の策定に関する中共中央の提案」で、「健康中国」の建設を推し進めるという新たな目標が打ち出された。健康は人間の全面的発展を促すための必然的要請であり、経済・社会が発展するための基本的条件でもあり、民族の繁栄と国家の富強の重要なメルクマールでもあり、広範な人民大衆が共に追求するものである。全人民の健康増進が実現しなければ、全面的小康社会は実現不可能である。2016年10月に中国共産党中央と国務院が公布した「“健康中国2030”計画要綱」は、共同建設・共有は健康中国の基本的方途であり、全人民の健康増進は健康中国の根本目的であると指摘している。同計画は2030年までに次の目標の達成に努めるとしている。それはすなわち、人民の健康水準を絶えず高め、健康サービス能力を大幅に高めるとともに、健康産業の規模を大きく拡大し、健康増進関連の制度体系をより充実させること、である。健康中国の内容は、人民の健康増進の保証だけでなく、全人民の健康な体づくり、健康環境、健康経済、健康社会における「大きな健康」も含んでいる。健康中国の建設にあたり、人民の健康に関わる権利と利益を守ることを重要な位置において、予防を主として健康で文明的なライフスタイルを押し広め、グリーンで安全な健康環境をつくり出し、疾病の発生を減少させなければならない。健康サービス体系を調整・最適化し、早期診断・早期治療・早期リハビリを強化するとともに、基本的サービスの保障、末端の強化、仕組みの構築を堅持し、人民大衆の健康面での需要をよりうまく満たす。共同建設・共有、全人民健康増進、政府主導を堅持し、全社会が、女性・子供、高齢者、障害者、流動人口、低所得者層など重点とした人々の健康問題をしっかり解決する取り組みに参加するのを促す。動員・実施を強化し、政府の投入を拡大し、体制上・仕組み上の改革を深め、健康増進関連の人的資源づくりを加速するとともに、健康増進関連の科学技術イノベーションを推進し、健康増進関連の情報サービス体系を構築し、健康関増進関連の法治建設を強化し、健康増進をめぐる国際交流・協力を拡大する。