人類運命共同体を構築

(国政運営を語る)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

人類運命共同体を構築


    2015年9月、習近平国家主席はニューヨークの国連本部で開かれた第70回国連総会に出席した際に行った演説で、「現在、世界は各国が互いに依存し、禍福を共にしている。われわれは国連憲章の趣旨と原則を継承、発揚し、協力・ウィンウィンを核心とする新しいタイプの国際関係を築き、人類の運命共同体を築かなければならない」と指摘した。

変化が加速しているという歴史的プロセスにある現在の世界は、経験したことのない試練をわれわれにもたらした。世界的な試練を前にして、自国のみのことを考えて他国のことには無関心であったり、独り勝ちしようしたりする国は存在しない。世界各国は責任を負うという精神で互いに協力して困難を乗り越え、行動を協調させる必要がある。人類は同じ地球村で暮らしており、各国の相互連携、相互依存、相互協力、相互促進の度合いはこれまでになく大きくなっており、国際社会はますます互いにもちつもたれつの運命共同体となっている。

    人類運命共同体を構築するには、平等に接し、互いに相談し理解し合えるパートナーシップを築き、公平・正義にかなった、ともに築きともに分かち合える安全保障の枠組みを新たに確立し、開放・革新、包摂・互恵の発展の前途を求め、和して同ぜず、互いに認め合う文明交流を促進し、自然を尊重するグリーン発展のエコシステムを構築しなければならない。世界各国はすべて平等であり、大国が小国を抑圧し、強国が弱国をしいたげ、富める国が貧しい国をあざむくということがあってはならない。多国間主義を堅持し、グローバルなパートナーシップを確立し、「対話はするが対抗せず、パートナーシップを結ぶが同盟は結ばない」という国際交流の新しい道を切り開く。共同、総合、協力、持続可能という安全保障の新理念を確立し、国連及国連安全保障理事会の中核的役割を十分に発揮させ、意見の食い違いや紛争を対話と協議によって平和的に解決することを堅持する。各国経済の全方位の相互連結と良好な相互作用を促し、世界の発展の不平等・不均衡現象を減らし、各国の人々が世界経済の成長がもたらした利益を公平に共有できるようにする。異なる文明、異なる発展方式間の対話を促進し、競争・比較の中で、それぞれが長所を取り入れ短所を補い、交流・相互参照の中での共同発展を目指す。工業文明がもたらした矛盾をしっかりと解決し、人間と自然の調和を目標として、世界の持続的発展と人間の全面的発展を実現し、それぞれが能力を尽くす未来、法治を実施する未来及び協力・ウィンウィン、公平・正義、相互参照、共同発展の未来を切り開く。