グローバルガバナンス体系の変革の推進

(国政運営を語る)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

グローバルガバナンス体系の変革の推進


    2014年6月28日、習近平国家主席は平和共存五原則発表60周年記念大会で行った講話で、世界の力関係の新しい変化に適応し、グローバルガバナンス体系の改革を推進しようという提案を行った。世界的な難題の増加にともない、グローバルガバナンスの強化、グローバルガバナンス体制の変革推進は大勢の赴くところとなっている。これは世界的難題への対処に関わるだけでなく、国際秩序と国際的システムのルールと方向の設定にも関わる。またそれは、発展の「管制高地」をおさえるのに関わるだけでなく、国際秩序と国際的システムの長期的制度設計における各国の地位と役割にも関わる。グローバルガバナンスの枠組みは世界の力関係によって決まり、グローバルガバナンス体系の変革は世界の力関係の変化が原因となって行われる。グローバルガバナンス体系は世界の国々が共同で建設し共有するもので、特定の国が独自に取り仕切るものであってはならない。また、グローバルガバナンス構造をいかに完全なものにしていくかについては各国が共同で決める必要がある。中国は現在の国際的システムの参加者・建設者・貢献者であり、国際協力の提唱者であり多国間主義の積極的参加者でもある。中国はグローバルガバナンス理念の刷新と発展を促し、中華文化の中の「処世の道」及びガバナンス理念の現代との「共鳴点」を積極的に掘り起こし、グローバルガバナンスに貢献する「中国の智恵」と「中国の力」の充実化に努める。中国は国情に立脚して権利と義務を釣り合わせるのを堅持し、発展途上国という位置づけを堅持し、中国の利益と広範な発展途上国の共通利益を結びける。また、中国は開放・透明・包摂の態度をとりつづけて、G20参加国との意思疎通と協調を強化し、G20をしっかり擁護・建設し、しっかり発展させ、G20が危機対処メカニズムから長期的に効果が持続するガバナンスシステムへの転換を促し、グローバルガバナンスの主なプラットフォームとしての地位を固めるようにする。