アジアインフラ投資銀行

(国政運営を語る)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

アジアインフラ投資銀行

 

 2013年10月、中国の習近平国家主席はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立準備を提案した。800日余りの準備期間を経て、設立を提唱した中国と57カ国がともに設立準備を行ったAIIB は、2015年12月25日に北京で設立が宣言された。2016年1月16日、AIIBの開業式が開かれた。AIIBは政府間協力による多国間の地域開発機関であり、中国のよびかけによって設立された、インフラ施設の建設を支援の重点とする多国間の金融機関でもある。2017年6月末時点でのAIIB創設加盟国は計80カ国であり、世界銀行に次ぐ加盟国数を誇り、国連安全保障理事会常任理事国とG20参加国の大多数が加盟国である。多国間開発銀行としてのAIIBは独自の業務基準を持ち、「一帯一路」沿線諸国はみなAIIBの融資を受けることができるが、次の三つの条件を満たす必要がある。それはつまり、①金融が持続可能な発展を遂げること、②環境に配慮したプロジェクトであること、③現地の人々が歓迎するプロジェクトであること、である。AIIBの初期の投資重点は、エネルギーと電力、交通と電気通信、農村と農業インフラ、水道と汚水処理、環境保護、都市発展及び物流などの分野であり、2017年6月時点で、AIIBは16のプロジェクトへの融資を承認し、金額は計25億7000億ドルに達し、関係国は9カ国に上る。