新時代における中国の主要な社会矛盾

(国政運営を語るⅡ)

发布时间:2019-04-15 | 来源:中国網日本語版

新時代における中国の主要な社会矛盾


 第19回党大会報告は、中国の特色ある社会主義が新時代に入り、すでに中国の主要な社会矛盾は、人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾へと変化していると明確に指摘した。安定を保つ中国は十数億人の衣食の問題を着実に解決し、小康という目標を基本的に達成し、小康社会の全面的完成を目前にしている。そのため、人民の素晴らしい生活への需要が日増しに多様化しており、物質文化生活への要求がより高いものになってきているだけでなく、民主・法治・公平・正義・安全・環境などの面での要求が日増しに増大している。同時に、中国は社会的生産力の水準が全般的に著しく高まり、社会の生産能力が多くの分野で世界のトップレベルに達している。より際立った問題は、発展の不均衡・不十分であり、すでに人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要を満たす上での主要な制約要因となっている。


 中国の主要な社会矛盾の変化は全局にかかわる歴史的な変化であり、この変化が党と国家の活動に多くの新しい要求を課している。特に、発展の推進の継続を土台に、発展の不均衡・不十分という問題を重点的にしっかりと解決し、発展の質と効率を大きく高め、経済・政治・文化・社会・生態などの面での人民の日増しに増大する需要をよりよく満たし、個々人の全面的な発展と社会の全面的な進歩をよりよく促さなければならない。


 中国の主要な社会矛盾は変わったが、中国の社会主義が位置する歴史的段階についての中国共産党の判断は変わっておらず、中国が今もなお、そしてこれからも長期にわたって社会主義の初級段階にあるという基本的国情は変わっておらず、世界最大の発展途上国としての中国の国際的地位は変わっていない。中国共産党は、社会主義の初級段階という基本的国情をしっかりと把握し、社会主義の初級段階という最大の現実にしっかりと立脚し、党の基本路線という党と国家の生命線、人民の幸福線をしっかりと堅持し、全国各民族人民を指導して団結させ、中国を富強・民主・文明・調和で美しい社会主義現代化強国に築き上げるために奮闘していく。



新时代中国社会主要矛盾


       中共十九大报告明确指出,中国特色社会主义进入新时代,社会主要矛盾已经转化为人民日益增长的美好生活需要和不平衡不充分的发展之间的矛盾。中国稳定解决了十几亿人的温饱问题,总体上实现小康,不久将全面建成小康社会,人民美好生活需要日益广泛,不仅对物质文化生活提出了更高要求,而且在民主、法治、公平、正义、安全、环境等方面的要求日益增长。同时,中国社会生产力水平总体上显著提高,社会生产能力在很多方面进入世界前列,更加突出的问题是发展不平衡不充分,已经成为满足人民日益增长的美好生活需要的主要制约因素。


      中国社会主要矛盾的变化是关系全局的历史性变化,对党和国家工作提出了许多新要求。特别是要在继续推动发展的基础上,着力解决好发展不平衡不充分问题,大力提升发展质量和效益,更好满足人民在经济、政治、文化、社会、生态等方面日益增长的需要,更好推动人的全面发展、社会全面进步。


      中国社会主要矛盾的变化,没有改变中国共产党对中国的社会主义所处历史阶段的判断,中国仍处于并将长期处于社会主义初级阶段的基本国情没有变,中国是世界最大发展中国家的国际地位没有变。中国共产党将牢牢把握社会主义初级阶段这个基本国情,牢牢立足社会主义初级阶段这个最大实际,牢牢坚持党的基本路线这个党和国家的生命线、人民的幸福线,领导和团结全国各族人民,为把中国建设成为富强民主文明和谐美丽的社会主义现代化强国而奋斗。