供給側構造改革
2015年11月20日、習近平総書記は中央財経指導グループ第11回会議で、「供給側改革」という重要な戦略的政策決定を行った。第19回党大会報告はさらに、現代化経済体系を構築するためには、発展経済の重点を実体経済に置き、供給体系の質の向上に主力を傾け、中国経済の質の優位性を著しく高めなければならない、と強調している。供給側の構造改革の最終目的は需要の充足であり、主要方向は供給の質の向上であり、根本的方法は改革の深化である。需要の充足とは、市場の変化を深く研究した上で現実の需要と潜在的需要を理解し、社会の生産力を解放し発展させる中で日増しに増大する人民の物質面・文化面の需要を満たすことをいう。供給の質の向上とは、無効供給を減らして有効供給を増やし、供給体系全体の質の向上に力を入れ、供給構造が需要構造により適応できるようにすることをいう。改革の深化とは、つまり資源配分において市場に決定的な役割を果たさせる体制・仕組みを完全なものにし、行政管理体制改革を深化させ、独占を打ち破り、要素市場を健全化し、価格メカニズムが資源配分を真に導くようにすることをいう。現在の供給側構造改革の主要任務は、過剰生産能力の解消、過剰在庫の消化、過剰債務の縮減、コスト引き下げ、脆弱部分の補強である。一連の改革措置、特に科学技術イノベーション、実体経済の発展、人民の生活の改善と保障といった政策措置を通じて中国経済の供給側に存在する問題を解決し、経済の持続的で健全な発展の内的原動力を絶えず生み出していく。
供给侧结构性改革
2015年11月10日,在中央财经领导小组第十一次会议上,习近平提出推进“供给侧改革”这一重要战略决策。中共十九大报告进一步强调,建设现代化经济体系,必须把发展经济的着力点放在实体经济上,把提高供给体系质量作为主攻方向,显著增强我国经济质量优势。供给侧结构性改革,最终目的是满足需求,主攻方向是提高供给质量,根本途径是深化改革。满足需求,就是深入研究市场变化,理解现实需求和潜在需求,在解放和发展社会生产力中更好满足人民日益增长的物质文化需要。提高供给质量,就是减少无效供给、扩大有效供给,着力提升整个供给体系质量,提高供给结构对需求结构的适应性。深化改革,就是完善市场在资源配置中起决定性作用的体制机制,深化行政管理体制改革,打破垄断,健全要素市场,使价格机制真正引导资源配置。当前供给侧结构性改革的主要任务是去产能、去库存、去杠杆、降成本、补短板。通过一系列政策举措,特别是推动科技创新、发展实体经济、保障和改善人民生活的政策措施,提高供给体系质量,为经济持续健康发展提供源源不断的内生动力。