京津冀地区の協同発展

(国政運営を語るⅡ)

发布时间:2019-04-15 | 来源:中国網日本語版

京津冀地区の協同発展


 京津冀(北京市・天津市・河北省)協同発展は中国の重要な国家戦略であり、その中核は北京の首都機能以外の都市機能を秩序立てて分散させ、経済構造と空間構造を調整し、集約的発展という新たな道を歩んで、人口・経済密集地域を最適化する開発方式を模索し、地域の調和発展を促して、新たな発展のステージを構築することである。2015年4月、中央政治局で「京津冀協同発展計画要綱」が審議・採択され、京津冀協同発展を推進するためのトップダウン設計がなされた。京津冀協同発展の範囲は北京市、天津市および河北省の保定市など11の地区クラス市を含んでおり、交通の一体化、生態環境保護、産業の高度化・移転などの三つの重点分野で率先して突破を遂げるとしている。京津冀協同発展は、北京、天津、河北省が直面している矛盾や問題の解決に必要なものだけでなく、国家発展区域の分布と社会の生産力の空間構造の最適化や経済成長の新たな極の構築、新たな経済発展パターンの形成にも必要である。



京津冀协同发展


  推动京津冀协同发展是中国的一个重大国家战略,其核心是有序疏解北京非首都功能,调整经济结构和空间结构,走出一条内涵集约发展的新路子,探索出一种人口经济密集地区优化开发的模式,促进区域协调发展,形成新增长极。2015年4月,中央政治局审议通过了《京津冀协同发展规划纲要》,为推动京津冀协同发展提供了顶层设计。京津冀协同发展的范围包括北京市、天津市以及河北省的保定等11个地级市,计划在交通一体化、生态环境保护、产业升级转移等三大重点领域率先取得突破。京津冀协同发展不仅是解决北京、天津、河北发展面临的矛盾和问题的需要,而且是优化国家发展区域布局、优化社会生产力空间结构、打造新的经济增长极、形成新的经济发展方式的需要。