長江経済ベルト

(国政運営を語るⅡ)

发布时间:2019-04-15 | 来源:中国網日本語版

長江経済ベルト


 2016年3月25日、中央政治局は会議を開き、「長江経済ベルト発展計画要綱」(以下、要綱)を審議、採択した。長江経済ベルトに関係のある省・直轄市――上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、湖北省、湖南省、重慶市、四川省、雲南省、貴州省――は11に上る。長江経済ベルトの発展のガイドラインは、「協力して環境保 護に力を入れ、大規模な開発を回避する」ことである。長江経済ベルトの発展推進の目標は次の通りである。△2020年までに、生態環境の顕著な改善、水資源の効果的保護と合理的利用を実現する△長江黄金水道のボトルネックを効果的に解消して機能の顕著な向上を図る△革新駆動が大きな進展を遂げ、一群の世界的企業や産業クラスターを形成して、国際競争に加わる能力を著しく高める△陸海の統一、双方向での開放、「一帯一路」との深い融合という全方位の対外開放の枠組みを基本的に構築する△発展の統一度や全体性、調和性、持続可能性をさらに強める△重点分野と鍵となる部分の改革が重要な進展を遂げ、調和と統一、高効率運営を目指す長江流域管理体制を全面的に確立し、統一的で開放された市場体系を基本的に打ち立てる△経済発展の質と効率を大幅に向上させ、全国の経済・社会の発展をリードする戦略的サポートベルト基本的に構築する。また、要綱は次のような目標も述べている。つまり、2030年までに、水環境と水界生態系の質を全面的に改善して生態系機能を顕著に強化し、川の流れがよく、機能が整った長江全流域の黄金水道を全面的に築き上げるとともに、イノベーション型現代産業体系を全面的に打ち立て、上・中・下流一体化発展の枠組みを全面的に構築し、生態環境がさらによくなり、経済発展の活力があり、人民がさらに裕福な生活を送れるようにし、全国の経済・社会の発展の中でより重要な模範、リードの役割と戦略的支えとしての役割を発揮するようにすること、である。


长江经济带


  2016年3月25日,中央政治局召开会议,审议通过了《长江经济带发展规划纲要》。长江经济带涉及11个省市,即上海、江苏、浙江、安徽、江西、湖北、湖南、重庆、四川、云南和贵州。发展长江经济带的导向是“共抓大保护、不搞大开发”。推动长江经济带发展的目标是:到2020年,生态环境明显改善,水资源得到有效保护和合理利用;长江黄金水道瓶颈制约有效疏畅、功能显著提升;创新驱动取得重大进展,培育形成一批世界级的企业和产业集群,参与国际竞争的能力显著增强;基本形成陆海统筹、双向开放,与“一带一路”建设深度融合的全方位对外开放新格局;发展的统筹度和整体性、协调性、可持续性进一步增强;重点领域和关键环节改革取得重要进展,协调统一、运行高效的长江流域管理体制全面建立,统一开放的现代市场体系基本建立;经济发展质量和效益大幅提升,基本形成引领全国经济社会发展的战略支撑带。到2030年,水环境和水生态质量全面改善,生态系统功能显著增强,水脉畅通、功能完备的长江全流域黄金水道全面建成,创新型现代产业体系全面建立,上中下游一体化发展格局全面形成,生态环境更加美好、经济发展更具活力、人民生活更加殷实,在全国经济社会发展中发挥更加重要的示范引领和战略支撑作用。