共同建設・共同統治・共有を旨とする社会統治の枠組み

(国政運営を語るⅡ)

发布时间:2019-04-15 | 来源:中国網日本語版

共同建設・共同統治・共有を旨とする社会統治の枠組み


    2016年3月に公布された「中華人民共和国第13次国民経済・社会発展五カ年計画要綱」は「共同建設・共有を旨とする社会統治の枠組みを構築する」ことを提起し、社会統治は単なる管理・被管理の関係ではなく、共同で参加する理念であることを明確にした。これは中国の社会統治現代化実現の指導思想と実践の方途の模索である。第19回党大会報告は一歩進んで、「共同建設・共同統治・共有を旨とする社会統治の枠組みを構築する」ことを提起している。共同建設・共同統治・共有を旨とする社会統治の枠組みを構築するために必要なことを明確に打ち出した。すなわち、社会統治制度の整備を強め、党委員会が指導し、政府が責任を負い、社会が協力し、公衆が参加し、法治が実践される社会統治体制を整え、社会統治の社会化・法治化・スマート化・専門化の水準を高める。社会矛盾の防止・解消の仕組みづくりを強化し、人民内部の矛盾を正しく処理する。安全を守りつつ発展を図る理念を確立し、「生命至上、安全第一」の思想を発揚し、公共安全体系を整備し、労働安全の責任制を充実させ、安全をめぐる重大・特別重大事故を断固食い止め、防災・減災・災害救助能力を高める。社会治安対策体系の整備を急ぎ、売買春・ポルノ、賭博、麻薬、組織犯罪、誘拐、詐欺などの違法行為や犯罪行為を法に基づいて取り締まり、処罰し、人民の人身権・財産権・人格権を守る。社会心理サービス体系の整備を強化し、自尊心と自信があり、理性的で穏やか、積極的で前向きな社会的メンタリティーを育む。コミュニティー統治体系の整備を強め、社会統治の中心を末端にシフトさせ、社会組織の役割を発揮させ、政府による統治と、社会による調節、住民による自治とのプラスの相互作用を実現する。


共建共治共享的社会治理格局


        2016年3月发布的《中华人民共和国国民经济和社会发展第十三个五年规划纲要》提出“构建全民共建共享的社会治理格局”,明确了社会治理不是简单的管理与被管理的关系,而是共同参与的理念,这是探索实现中国社会治理现代化的指导思想和实践路径。中共十九大报告进一步提出“打造共建共治共享的社会治理格局”。明确打造共建共治共享的社会治理格局需要:加强社会治理制度建设,完善党委领导、政府负责、社会协同、公众参与、法治保障的社会治理体制,提高社会治理社会化、法治化、智能化、专业化水平;加强预防和化解社会矛盾机制建设,正确处理人民内部矛盾;树立安全发展理念,弘扬生命至上、安全第一的思想,健全公共安全体系,完善安全生产责任制,坚决遏制重特大安全事故,提升防灾减灾救灾能力;加快社会治安防控体系建设,依法打击和惩治黄赌毒黑拐骗等违法犯罪活动,保护人民人身权、财产权、人格权;加强社会心理服务体系建设,培育自尊自信、理性平和、积极向上的社会心态;加强社区治理体系建设,推动社会治理重心向基层下移,发挥社会组织作用,实现政府治理和社会调节、居民自治良性互动。