包括的国家安全保障観

(国政運営を語るⅡ)

发布时间:2019-04-15 | 来源:中国網日本語版

包括的国家安全保障観


 発展と安全を統一的に考慮し、憂患意識を強め、平穏な時でも決して油断しないことは、中国共産党の国政運営の重要な原則である。2014年4月、習近平国家主席は中央国家安全委員会第1回会議を主宰した際に、包括的国家安全観を堅持し、人民の安全を旨とし、政治の安全を根本とし、経済の安全を基礎とし、軍事、文化、社会の安全を保障とし、国際安全の促進を拠り所とし、中国の特色ある国家安全保障の道を歩み出さなければならない、と強調した。包括的国家安全保障観は次のことを求めている。それはつまり、△外部の安全とともに内部の安全を重視し、対内的には発展・変革・安定を求めて、平安中国を建設し、対外的には平和・協力・ウインウインを求め、調和の取れた世界を構築すること△国土の安全とともに人民の安全を重視し、人民本位、人間本位を堅持し、国家の安全保障は全てが人民に尽くし、全てが人民に依拠するものであることを堅持して、国家安全保障の大衆的基盤を真に突き固めること△伝統的安全問題を重視するとともに非伝統的安全をも重視し、政治、国土、軍事、経済、文化、社会、科学技術、情報、生態、資源、核などの安全が一体となった国家安全保障システムを構築すること△発展の問題だけでなく安全の問題も重視し、発展は安全の基礎であり、安全は発展の条件であるという認識を持つこと△自国の安全だけでなく共通の安全を重視し、運命共同体を築き上げ、各方面が相互利益、共同安全という目標に向かって進むよう促すこと、である。国家安全保障制度体系を充実させ、国家安全保障能力の整備を強化し、国家の主権、安全、発展の利益を断固守らなければならない。


总体国家安全观


  统筹发展和安全,增强忧患意识,做到居安思危,是中国共产党治国理政的一个重大原则。2014年4月,习近平在主持召开中央国家安全委员会第一次会议时强调,坚持总体国家安全观,以人民安全为宗旨,以政治安全为根本,以经济安全为基础,以军事、文化、社会安全为保障,以促进国际安全为依托,走出一条中国特色国家安全道路。总体国家安全观要求:既重视外部安全,又重视内部安全,对内求发展、求变革、求稳定、建设平安中国,对外求和平、求合作、求共赢、建设和谐世界;既重视国土安全,又重视国民安全,坚持以民为本、以人为本,坚持国家安全一切为了人民、一切依靠人民,真正夯实国家安全的群众基础;既重视传统安全,又重视非传统安全,构建集政治安全、国土安全、军事安全、经济安全、文化安全、社会安全、科技安全、信息安全、生态安全、资源安全、核安全等于一体的国家安全体系;既重视发展问题,又重视安全问题,发展是安全的基础,安全是发展的条件;既重视自身安全,又重视共同安全,打造命运共同体,推动各方朝着互利互惠、共同安全的目标相向而行。必须完善国家安全制度体系,加强国家安全能力建设,坚决维护国家主权、安全、发展利益。