青い空を守る戦い
李克強総理は2017年の政府活動報告の中で「青い空を守る戦いを断固戦い抜く」と述べ、「2017年度は二酸化硫黄と窒素酸化物(NOX)の排出量をそれぞれ3%減らし、重点地区のPM2.5については濃度をはっきりと低下させることとする」という具体的目標を打ち出した。報告はまた次の五つの措置を打ち出した。それはつまり、①石炭燃焼による汚染問題の解決を急ぐ②汚染源対策を全面的に推進する③自動車排ガス対策を強化する④重度汚染天気に効果的に対処する⑤環境面での法執行と監督・検査・問責を厳格化する、ことである。第19回党大会報告はさらに、国民全員の参加と根源からの防止・解消を堅持し、大気汚染対策行動の実施を継続し、青い空を守る戦いに勝利する、と強調している。2018年7月、国務院は「青い空を守る戦いを断固戦い抜く3年の行動計画」を公布し、大気汚染対策活動の全体的な考え方、基本目標、主要任務と保障措置を明確にし、青い空を守る戦いを断固戦い抜くタイムテーブルとロードマップスケジュールを提起した。すなわち、3年間の努力を経て、主要な大気汚染物質総排出量を大幅に減らし、温室効果ガスの排出を共同で減らし、微小粒子状物質(PM2.5)の濃度をより顕著に下げ、重度汚染日数を顕著に減らし、環境大気質を顕著に改善し、青空に対する人民の幸福感を顕著に増やす。2020年までに、二酸化硫黄とNOXの総排出量をそれぞれ2015年より15%以上減らし、PM2.5平均濃度の基準を満たしていない地区クラスおよびそれ以上の都市の濃度を2015年より18%以上下げ、地区クラスおよびそれ以上の都市の空気質指数(中国AQI)が「優」である日数の割合を80%にさせ、重度およびそれ以上の汚染日数の割合を2015年より25%以上下げる。
蓝天保卫战
李克强总理在2017年政府工作报告中,明确提出了“坚决打好蓝天保卫战”的要求,提出了“2017年二氧化硫、氮氧化物排放量要分别下降3%,重点地区细颗粒物(PM2.5)浓度明显下降”的具体目标。为此,报告还提出了五方面举措:一要加快解决燃煤污染问题;二要全面推进污染源治理;三要强化机动车尾气治理;四要有效应对重污染天气;五要严格环境执法和督查问责。中共十九大报告进一步强调,坚持全民共治、源头防治,持续实施大气污染防治行动,打赢蓝天保卫战。2018年7月,国务院印发《打赢蓝天保卫战三年行动计划》,明确了大气污染防治工作的总体思路、基本目标、主要任务和保障措施,提出了打赢蓝天保卫战的时间表和路线图。即,经过3年努力,大幅减少主要大气污染物排放总量,协同减少温室气体排放,进一步明显降低细颗粒物(PM2.5)浓度,明显减少重污染天数,明显改善环境空气质量,明显增强人民的蓝天幸福感。到2020年,二氧化硫、氮氧化物排放总量分别比2015年下降15%以上;PM2.5未达标地级及以上城市浓度比2015年下降18%以上,地级及以上城市空气质量优良天数比率达到80%,重度及以上污染天数比率比2015年下降25%以上。