「九二年コンセンサス」

(国政運営を語るⅡ)

发布时间:2019-04-15 | 来源:中国網日本語版

「九二年コンセンサス」


 1992年10月末から12月初めにかけて、中国大陸の民間団体である海峡両岸関係協会と台湾の民間団体である海峡交流基金会は、幾度にもわたる協議を経て、最終的に「海峡両岸はそれぞれ一つの中国の原則を堅持する」という口頭での共通認識を形成し、両岸間の話し合いを実現し推進するための政治的基盤を打ち固めた。それは後に「九二年コンセンサス」と呼ばれた。その核心は「一つの中国の原則を堅持する」ことで、精髄は小異を残して大同につくことである。「九二年コンセンサス」は、大陸部と台湾は共に同じ一つの中国に属しており、両岸関係は国家間関係でもなく、「一中一台」でもない、という両岸関係の性格を明確に定めている。「九二年コンセンサス」は、両岸関係の平和と安定およびプラスの相互作用を保つ上での基礎である。「九二年コンセンサス」という歴史的事実を承認し、両岸が同じ一つの中国に属していることを認める限り、両岸双方は対話を行い、両岸同胞が気にかけている問題を話し合いによって解決できるのであり、台湾のあらゆる政党や団体と大陸部との往来にも障害がなくなるのである。2019年1月、「台湾同胞に告げる書」発表40周年記念大会で、習近平国家主席は次のように厳かに提唱した。「九二年コンセンサス」を堅持し、「台湾独立」に反対するという共同の政治的基礎の上で、両岸の各政党、各界がそれぞれ代表を推挙し、両岸関係と中華民族の未来について、広範で踏み込んだ民主協商を展開し、両岸関係の平和発展の推進に向けた制度的配置を実現する。


“九二共识”


  1992年10月底至12月初,中国大陆的民间团体——海峡两岸关系协会与台湾的民间团体——海峡交流基金会,经过多次磋商,最终形成了以口头方式表达的“海峡两岸均坚持一个中国的原则”的共识,为实现和推进两岸协商奠定政治基础,后被称为“九二共识”。其核心是“坚持一个中国”,精髓是求同存异。“九二共识”明确界定了两岸关系的根本性质,即大陆与台湾同属一个中国,两岸关系不是国与国关系,也不是“一中一台”。“九二共识”是两岸关系保持和平稳定和良性互动的基础,是确保两岸关系和平发展的关键。承认“九二共识”的历史事实,认同两岸同属一个中国,两岸双方就能开展对话,协商解决两岸同胞关心的问题,台湾任何政党和团体同大陆交往也不会存在障碍。2019年1月在《告台湾同胞书》发表40周年纪念会上,习近平发出郑重倡议,在坚持“九二共识”、反对“台独”的共同政治基础上,两岸各政党、各界别推举代表性人士,就两岸关系和民族未来开展广泛深入的民主协商,就推动两岸关系和平发展达成制度性安排。