人類運命共同体を構築する

(国政運営を語るⅡ)

发布时间:2019-04-15 | 来源:中国網日本語版

人類運命共同体を構築する


   世界は大発展・大変革・大調整の時期にあり、平和と発展は依然として時代のテーマである。いかなる国も単独では人類の直面しているさまざまな試練に対応できないし、また、いかなる国も自己閉鎖の孤島状態に戻ることはできない。世界各国は責任を負う精神をもって一心同体となり、世界の平和と発展を共同で保護・促進しなければならない。2013年3月23日、習近平国家主席はモスクワ国際関係学院で講演した際に、世界に向けて初めて「運命共同体」の理念を提起した。その後、習主席はさまざまな場面で人類運命共同体の構築について、重要な論述を行い、科学的に完璧で、内容が豊富で、深遠な意味を持つ思想体系を形成した。その核心はつまり、第19回党大会報告で指摘した「恒久的に平和で、普遍的に安全で、共同に繁栄し、開放的・包摂的な、清く美しい世界を建設する」である。つまり、人類運命共同体の構築を推し進めるには、政治、安全保障、経済、文化、生態の五つの方面から力を入れなければならないということだ。政治では、相互に尊重し合って対等な立場で協議し、「対抗ではなく対話、同盟関係ではなくパートナーシップ」という国際関係の新しい道を歩まなければならない。安全保障では、対話による紛争の解決と協議による対立の解消を堅持し、伝統的・非伝統的安全保障上の脅威への対応を総合的に考え、あらゆる形のテロリズムに反対しなければならない。経済では、一心同体となって、貿易と投資の自由化・円滑化を促し、経済のグローバル化がいっそう開放的・包摂的・互恵的・均衡的・ウインウインな方向に発展するよう後押ししなければならない。文化では、世界の文明の多様性を尊重し、文明間の隔たりを文明間の交流によって克服し、文明間の衝突を文明間の学び合いによって克服し、文明間の差別を文明間の共存によって克服しなければならない。生態では、環境を大切にする姿勢を堅持し、協同で気候変動に対応し、人類の生存基盤である地球を守らなければならない。人類運命共同体の構築の思想は、現代中国外交の重要な新しい成果であり、国際社会から高い評価と心からの賛同を得ており、国連の文書にすでに何回も盛り込まれ、日増しに広がり、深遠な国際的影響を生んだ。



构建人类命运共同体


       世界正处于大发展大变革大调整时期,和平与发展仍然是时代主题。没有哪个国家能够独自应对人类面临的各种挑战,也没有哪个国家能够退回到自我封闭的孤岛。世界各国需要以负责任的精神同舟共济,共同维护和促进世界和平与发展。2013年3月23日,习近平在莫斯科国际关系学院演讲时,面向世界首次提出“命运共同体”理念。此后,他在不同场合对构建人类命运共同体进行了重要阐述,形成了科学完整、内涵丰富、意义深远的思想体系。其核心就是中共十九大报告所指出的,“建设持久和平、普遍安全、共同繁荣、开放包容、清洁美丽的世界”。也就是说,推动构建人类命运共同体,必须从政治、安全、经济、文化、生态等五个方面着力:政治上,相互尊重、平等协商,走对话而不对抗、结伴而不结盟的国与国交往新路;安全上,坚持以对话解决争端、以协商化解分歧,统筹应对传统安全和非传统安全威胁,反对一切形式的恐怖主义;经济上,同舟共济,促进贸易和投资自由化便利化,推动经济全球化朝着更加开放、包容、普惠、平衡、共赢的方向发展;文化上,尊重世界文明多样性,以文明交流超越文明隔阂、文明互鉴超越文明冲突、文明共存超越文明优越;生态上,坚持环境友好,合作应对气候变化,保护好人类赖以生存的地球家园。构建人类命运共同体思想是当代中国外交的重大创新成果,受到国际社会的高度评价和热烈响应,已被多次写入联合国文件,产生日益广泛而深远的国际影响。