「親睦・誠実・互恵・包摂(親、誠、恵、容)」の理念
2013年10月24日、習近平総書記は周辺外交活動座談会で、中国の周辺外交の基本方針は、あくまでも善意をもって隣国に接し、隣国をパートナーとすること、あくまでも隣国を仲間と見なし、隣国と親しみ、隣国を安心させ、隣国を豊かにし、「親、誠、恵、容」という理念を体現することにほかならないと、強調した。「親」とは、隣国との友好関係を堅持し、隣国同士が互いに気を配りあい、助け合い、平等に付き合い、感情を重んじ、しばしば会い、よく行き来し、人々の支持を多く得て、人々の心を温めることをたくさんして、周辺諸国が中国により懇ろで、近づき、中国をより認め、サポートしてくれるようにし、親近感、感化力、影響力を強めるということである。「誠」とは、誠意をもって人に接して信頼を得るという「処世の道」で、周辺国家に誠心誠意に対応し、もっと多くの友人、仲間をつくることである。「恵」とは、周辺諸国に利益をもたらす、互恵・ウインウインという協力理念を実践し、互恵協力の原則に基づいて周辺国家と協力し、さらに緊密な共通利益ネットワークを構築し、双方の利益の融合をより高いレベルに引き上げ、周辺諸国が中国の発展から利益を得、周辺諸国の共同発展が中国に役立ち助けとなるようにする、という意味である。「容」とは、開放・包摂、小異を残して大同につくという大国の度量を示し、包容の思想をアピールし、アジア・太平洋地域という大きな「器」の中で、共同発展を目指し、さらに開放という胸襟を開いて、さらに積極的な態度で地域協力を促進するよう強調することである。「親、誠、恵、容」という四文字の「箴言(しんげん)」は、中国が行った新しい情勢下で平和的発展の道を歩むのを堅持するという生き生きとした宣言であり、中国の長年にわたる周辺外交の実践の透徹した総括でもあり、新たな中央指導グループの外交理念の刷新と発展を反映している。
亲、诚、惠、容的理念
2013年10月24日,习近平在周边外交工作座谈会上强调,中国周边外交的基本方针,就是坚持与邻为善、以邻为伴,坚持睦邻、安邻、富邻,突出体现亲、诚、惠、容的理念。亲是指巩固地缘相近、人缘相亲的友好情谊,坚持睦邻友好、守望相助,讲平等、重感情,常见面、多走动,多做得人心、暖人心的事,使周边国家对中国更友善、更亲近、更认同、更支持,增强亲和力、感召力、影响力。诚是指坚持以诚待人、以信取人的相处之道,诚心诚意对待周边国家,争取更多朋友和伙伴。惠是指履行惠及周边、互利共赢的合作理念,本着互惠互利的原则同周边国家开展合作,编织更加紧密的共同利益网络,把双方利益融合提升到更高水平,让周边国家得益于中国发展,使中国也从周边国家共同发展中获得裨益和助力。容是指展示开放包容、求同存异的大国胸怀,倡导包容的思想,强调亚太之大容得下大家共同发展,应以更加开放的胸襟和更加积极的态度促进地区合作。亲、诚、惠、容这“四字箴言”,是新形势下中国坚持走和平发展道路的一份生动宣言,是对多年来中国周边外交实践的一个精辟概括,反映了中国新一届中央领导集体外交理念的创新发展。