グローバル・ガバナンス観

(国政運営を語るⅡ)

发布时间:2019-04-15 | 来源:中国網日本語版

グローバル・ガバナンス観


 2014年6月28日、習近平国家主席は平和共存五原則発表60周年記念大会で行った講話で、世界の力関係の新しい変化に適応し、グローバル・ガバナンス体系の改革を推進するという提案を行った。世界的な難題の増加にともない、グローバル・ガバナンスの強化、グローバル・ガバナンス体制の変革推進は大勢の赴くところとなっている。グローバル・ガバナンス体系は世界の国々が共同で建設しみんなで共有するもので、特定の国が独自に取り仕切るものであってはならない。また、グローバル・ガバナンス構造をいかに完全なものにしていくかについては各国が共同で決める必要がある。中国は現在の国際的システムの参加者・建設者・貢献者であり、国際協力の提唱者と多国間主義の積極的参加者であり、グローバル・ガバナンス体系の改革と建設に参加するのは当然である。中国は共同協議・共同建設・共同享受のグローバル・ガバナンス観に則って、国際関係の民主化を提唱し、国家の大小、強弱、貧富が関係しない一律平等を堅持し、国連が積極的な役割を発揮することを支持する。国情に立脚して権利と義務を釣り合わせるのを堅持し、発展途上国という位置づけを堅持し、中国の利益と広範な発展途上国の共通利益を結び付け、発展途上国が国際事務の中で代表性と発言権を拡大することを支持する。責任を持つ大国としての役割を引き続き果たし、中華文化における処世の道や統治の理念と今の時代との共通点を積極的に掘り出し、グローバル・ガバナンス理念の刷新と発展を推進し、グローバル・ガバナンスを改善するために、中国の知恵と中国の力を絶えず貢献していく。


全球治理观


  2014年6月28日,习近平在和平共处五项原则发表60周年纪念大会上的讲话中提出,适应国际力量对比新变化,推进全球治理体系改革。随着全球性挑战增多,加强全球治理、推进全球治理体制变革已是大势所趋。全球治理体系是由全球共建共享的,不可能由哪一个国家独自掌握,全球治理结构如何完善应该由各国共同来决定。中国是现行国际体系的参与者、建设者、贡献者,是国际合作的倡导者和国际多边主义的积极参与者,理应参与全球治理体系改革和建设。中国将秉持共商共建共享的全球治理观,倡导国际关系民主化,坚持国家不分大小、强弱、贫富一律平等,支持联合国发挥积极作用。坚持从国情出发,坚持权利和义务相平衡,坚持发展中国家定位,把维护中国利益同维护广大发展中国家共同利益结合起来,支持扩大发展中国家在国际事务中的代表性和发言权。继续发挥负责任大国作用,发掘中华文化中积极的处世之道和治理理念同当今时代的共鸣点,推动全球治理理念创新发展,为完善全球治理不断贡献中国智慧、中国力量。