グローバル・ガバナンス体系の変革を推進する
2014 年 6 月 28 日、習近平国家主席は平和共存五原則発表 60 周年記念大会で行った講話で、 世界の力関係の新しい変化に適応し、グローバル・ガバナンス体系の改革を推進しようと提起した。世界的な難題の増加にともない、グローバル・ガバナンスの強化、グローバル・ガバナンス体制の変革推進は大勢の赴くところとなっている。グローバル・ガバナンス体系は世界の国々が共同で建設し共有するもので、特定の国が独自に取り仕切るものであってはならない。また、グローバル・ガバナンス構造をいかに完全なものにしていくかについては各国が共同で決める必要がある。中国は現在の国際的システムの参加者・建設者・貢献者であり、国際協力の提唱者であり多国間主義の積極的参加者でもある。中国はグローバル・ガバナンス理念の刷新と発展を促し、中華文化の中の「処世の道」およびガバナンス理念の現代との「共鳴点」を積極的に掘り起こし、グローバル・ガバナンスの健全化のために中国の知恵を絞り力を尽くす。中国は国情に立脚して権利と義務を釣り合わせるのを堅持し、発展途上国という位置付けを堅持し、中国の利益と広範な発展途上国の共通利益を結び付ける。また、中国は共に協議し、共に建設し、みんなで共有するグローバル・ガバナンス観を主張し、 引き続き責任を持つ大国として役割を果たし、グローバル・ガバナンス体系の改革と建設に積極的に参加し、絶えず中国の知恵を絞り力を尽くしていく。
促进全球治理体系变革
2014年6月28日, 习近平在和平共处五项原则发表60周年纪念大会上的讲话中提出,要适应国际力量对比新变化, 推进全球治理体系改革。随着全球性挑战增多,加强全球治理、推进全球治理体制变革已是大势所趋。全球治理体系是由全球共建共享的,不可能由哪一个国家独自掌握,全球治理结构如何完善应该由各国共同来决定。中国是现行国际体系的参与者、建设者、贡献者,是国际合作的倡导者和国际多边主义的积极参与者。中国要推动全球治理理念创新发展,积极发掘中华文化中积极的处世之道和治理理念同当今时代的共鸣点,努力为完善全球治理贡献中国智慧、中国力量。中国坚持从国情出发,坚持权利和义务相平衡,坚持发展中国家定位,把维护中国利益同维护广大发展中国家共同利益结合起来。中国秉持共商共建共享的全球治理观,将继续发挥负责任大国作用,积极参与全球治理体系改革和建设,不断贡献中国智慧和力量。