グローバル・ガバナンス観

(新時代外交)

发布时间:2020-02-11 | 来源:中国網日本語版

 

グローバル・ガバナンス観

 

    現在の世界は大発展、大改革、大調整の時期にあり、平和と発展が依然として時代のテーマだ。同時に、世界が直面している不安定性・不確定性が際立ち、世界経済の成長の原動力が不足し、貧富の格差がますます深刻になり、地域の焦点となる問題が次々と起こり、テロリズム、インターネットセキュリティー、重大な伝染病、気候変動などの従来とは異なる安全の脅威が持続的に蔓延し、人類は多くの共同の課題に直面している。このような時代的背景の下、第 19 回党大会の報告の中で中国のグローバル・ガバナンス観が提起された。すなわち、中国は「共同協議・共同建設・共同享受」というグローバル・ガバナンス観に則って、国際関係の民主化を提唱し、国家が大小・強弱・貧富をとわず一律に平等であることを堅持し、国連の積極的な役割の発揮を支持し、国際活動における発展途上国の代表性と発言権の拡大を支持する、ということだ。この新型グローバル・ガバナンス観は、グローバル・ガバナンスの主体が国際体系を構成する世界各国であり、世界のある部分やある種類の国家ではないことを意味している。より包容的なガバナンス原則とより開放的なガバナンス方式に従わなければならないことを意味している。人類運命共同体の構築を目標とすることを意味している。

 

 

全球治理观

 

       当今世界正处于大发展大变革大调整时期,和平与发展仍然是时代主题。同时,世界面临的不稳定性不确定性突出, 世界经济增长动能不足,贫富分化日益严重,地区热点问题此起彼伏,恐怖主义、网络安全、重大传染性疾病、气候变化等非传统安全威胁持续蔓延,人类面临许多共同挑战。在这样的时代背景下,党的十九大报告提出了中国的全球治理观, 即秉持共商共建共享的全球治理观,倡导国际关系民主化,坚持国家不分大小、强弱、贫富一律平等,支持联合国发挥积极作用,支持扩大发展中国家在国际事务中的代表性和发言权。这一新型全球治理观意味着全球治理的主体是构成国际体系的世界各国,而不是世界的某一个部分和某一类国家;意味着要遵循更具包容性的治理原则和更具开放性的治理方式;意味着以构建人类命运共同体为目标。