BRICS 新開発銀行

BRICS 新開発銀行

    BRICS 新開発銀行は BRICS が共同で提唱して設立した国際的な金融機構である。設立の目的は BRICS 間の相互決済と融資業務をスムーズにすることで、ドルやユーロ依存を減らし、加盟国間の資金の流通と貿易の往来を効果的に保障する。2014 年 7 月、ブラジルのフォルタレザで開かれた第 6 回 BRICS 首脳会議で、BRICS 新開発銀行の設立が正式に宣言された。BRICS 新開発銀行の本部は中国の上海に設置され、初代の理事長、董事長、総裁はそれぞれロシア、ブラジル、インドの出身者が就任した。本銀行の初期授権資本金は 1000 億ドルで、初期払込資本金は 500 億ドルで、創始加盟国 5 カ国が平等に負担した。本銀行は 2015 年 7 月 21 日に正式に開業し、2018 年 5 月末まで 21 のプロジェクトを承認し、融資総額は 51 億ドルを超えた。2017 年、新開発銀行は南アフリカにアフリカ地域センターを開設し、アフリカにおける投資プロジェクトの準備活動をより良く行えるようになった。南南協力の新たなモデルパターンとして、BRICS 新開発銀行の設立は従来の国際金融体系に対する有益な補強であり、BRICS が自国の国際金融資源を利用し、経済の持続可能な発展を推進し、従来の国際金融機関の機能の欠点を補い、積極的な態度で国際経済の新たな秩序の再構築に参加することを表明した。

金砖国家新开发银行

      金砖国家新开发银行是由金砖国家共同倡议建立的国际性金融机构。建立的目的是方便金砖国家间的相互结算和贷款业务，从而减少对美元和欧元的依赖，有效保障成员国间的资金流通和贸易往来。2014年7月，在巴西福塔莱萨举行的第六届金砖国家领导人峰会上，金砖国家新开发银行正式宣告成立。金砖国家新开发银行总部设在中国上海，首任理事长、董事长及行长分别来自俄罗斯、巴西和印度。该行初始授权资本为1000亿美元，初始认购资本为500亿美元，由5个创始成员国均摊。该银行于2015年7月21日正式开业， 截止到2018年5月底，已批准21个项目， 贷款总额超过51亿美元。2017年， 新开发银行在南非开设了非洲区域中心，将帮助银行更好地准备在非洲的投资项目。作为南南合作的新范式，金砖国家新开发银行的成立是对现有国际金融体系的有益补充，也表明了金砖国家利用自身的全球金融资源推动经济可持续发展，弥补现有国际金融机构功能缺失，以积极的姿态参与重塑国际经济新秩序。