SCO 青島サミット
2018 年 6 月 9 日から 10 日、上海協力機構（SCO）加盟国元首理事会会議が青島で開催された。この会議は本機構の加盟国拡大後に開かれた初のサミットで、合わせて 12 カ国の国家元首や政府首脳、10 の国際組織や機構の責任者が参加し、最大規模で最高ランクで成果が最も多いなど一連の SCO 発展の記録を打ち立てた。習近平国家主席は SCO 成立 17 年間の発展の歴史と有益な経験に全面的な概括を行い、SCO の今後のために系統的な計画を打ち立て、総体的な方向を明らかにした。参加加盟国の首脳は 2017 年アスタナサミット決議の実施状況、および国際政治や世界経済の矛盾が日増しに顕著になる背景の下での SCO の次なる発展の最優先任務を討論した。サミットは「上海精神」を際立たせ、運命共同体意識を構築し、グローバルガバナンスにおける SCO 主張を提起した。SCO の全ての加盟国、オブザーバー国、対話パートナー国が一致して同意するグループ方式をもって、世界に向けて、SCO は引き続きグローバル化の道を歩み、協力発展の道を歩むと宣告した。SCO 青島サミットは、SCO が中アジア内陸を核心とするものから陸海兼備の地域協力機構にモデルチェンジすることを示唆しており、SCO が新たな段階に発展したことを示している。
上海合作组织青岛峰会
2018年6月9日至10日， 上海合作组织成员国元首理事会会议在中国青岛举行。本次会议是该组织扩员之后召开的首次峰会，共吸引了来自12个国家的国家元首或政府首脑、10个国际组织或机构的负责人与会，创造了规模最大、级别最高、成果最多等一系列上合组织发展纪录。习近平就上合组织成立17年来的发展历程和有益经验进行了全面总结，并为上合组织今后的发展作出了系统规划，明确了总体方向。与会成员国领导人讨论了2017年阿斯塔纳峰会决议落实情况，及在国际政治和世界经济矛盾日益凸显的背景下，上合组织下一步发展的首要任务，峰会突出了“上海精神”，形成了命运共同体意识，提出了全球治理的上合主张；以上合组织所有成员国、观察员国和对话伙伴国共同认可的集体方式向世界宣告，上合组织将继续走全球化道路，走合作发展道路。上合青岛峰会预示着上合组织从以中亚内陆为核心向陆海兼具的区域合作组织转型，标志着上合组织发展到了新阶段。