火神山病院
隔離と収容・治療は新型コロナウイルス肺炎感染予防・抑制活動の重点任務です。「収容が必要な者は必ず収容し、治療が必要な者は必ず治療する」という要求に従って感染疑いと感染確定患者の受け入れを確保するため、2020年1月23日、武漢市は2003年のSARS流行時に建設された北京小湯山病院をモデルにし、武漢市蔡甸区知音湖の近辺に専門病院を1ヶ所建設し、集中的に新型コロナウイルス肺炎患者を収容・治療することとし、「火神山病院」と名付けることを決定しました。同日、施工準備作業がスタートした後、設計者は5時間以内に整地レイアウト図面を完成させ、60時間以内に全部の設計施工図を納品しました。7000人以上の建設作業員が武漢へ急いで駆けつけ、力を合わせて昼夜を問わず作業に当たり、相次いで通信インフラ工事、整地、測量・ポジションニング、病室据付と電力施工などの工事を完成させ、わずか10日で患者を収容治療する「セーフティゾーン」を竣工させました。2月2日、火神山病院は正式に解放軍の湖北支援医療チームに引き渡されました。火神山病院の総建築面積は約3.4万平方メートル、病床数は1000床、重症者エリアと一般患者エリアのほか、感染予防管理や検査、特定疾病診察、放射線診断などの補助部門も設置されています。
2月3日、習近平中央軍事委員会主席の許可を受け、軍から医療従事者1400人が選抜され、武漢火神山病院での医療任務を担当しています。医療従事者のなかには、小湯山病院でのSARS治療や、シエラレオネとリベリアのエボラ出血熱治療支援に参加したスタッフが数多くおり、豊富な伝染病治療経験を有しています。2月4日、国家医療保障局は火神山病院を医療保険指定病院に加え、公立病院の医療費基準で取り扱うと発表し、火神山病院は正式に新型コロナウイルス肺炎感染確定患者を受け入れました。2月13日には火神山病院から治癒した患者の第一陣が退院しました。
火神山病院の建設は、安定した中で迅速に進め、静かな中でも一刻を争うという「中国スピード」を体現したものとなります。病院建設中に、建設現場では24時間ライブ配信が実施され、国内外の数千万のネットユーザーが「クラウド監督」の方式で第一線の建設作業員を称賛・鼓舞しました。
火神山医院
隔离和收治是新冠肺炎疫情防控工作的重点任务。为确保疑似和确诊病例“应收尽收、应治尽治”,2020年1月23日,武汉市决定参照2003年抗击非典期间北京小汤山医院模式,在武汉市蔡甸区知音湖附近建设一座专门医院,集中收治新冠肺炎患者,命名“火神山医院”。当日施工筹备工作启动后,设计人员在五小时内完成场地平整设计图,60小时内交付全部设计施工图。7000多名建设者们驰援武汉、齐心协力、日夜奋战,先后完成了通信基建、土地平整、测绘定位、病房搭设和电力施工等任务,仅用10天建成了这座收治患者的“安全岛”。 2日2日,火神山医院正式交付解放军支援湖北医疗队管理使用。火神山医院总建筑面积近3.4万平方米,设置床位1000张,开设重症病区、普通病区,设置感染控制、检验、特诊、放射诊断等辅助科室。
2月3日,经中央军委主席习近平批准,军队抽组1400名医护人员承担火神山医院医疗救治任务。这些医护人员中有不少人曾参加小汤山医院抗击非典任务,援助塞拉利昂、利比里亚抗击埃博拉疫情,具有丰富的传染病救治经验。2月4日,国家医疗保障局宣布将火神山医院纳入医保定点医院,执行公立医院收费标准,火神山医院正式接诊新冠肺炎确诊患者。2月13日,火神山医院首批治愈患者出院。
火神山医院的建设展现了稳中有急、静中有争的“中国速度”。医院建设期间,工地现场开设24小时直播,数千万中外网络用户以“云监工”形式为一线建设者点赞加油。