共同富裕

共同富裕

   マルクスは次のように提起した。新たな社会制度で、「社会的生産力の発展はこのように速まる」「生産はあらゆる人々が豊かになる目的」。エンゲルスも社会主義を説明した時に次のように指摘した。「われわれの目的は社会主義制度の確立だ。この制度はあらゆる人々に健康的で有益な仕事を与え、あらゆる人々に満ち足りた物質的生活と余暇を与え、あらゆる人々に真に充実した自由を与える」。

   中国共産党は誕生した日から、貧困撲滅、民生改善、共同富裕の実現を使命とし、社会主義制度の確立を通して貧困問題を根本から消滅するよう図った。鄧小平同志は様々な場面で幾度も共同富裕を提起し、次のように指摘した。社会主義と資本主義の異なる特徴は共同富裕で、両極化しないことだ。改革において、われわれは終始二つの根本的原則を堅持する。一つは社会主義的な公有性経済を主体とすること、もう一つは共同富裕だ。社会主義の道を歩むことは、共同富裕を徐々に実現することだ。共に豊かになることは、われわれが改革の初めから説いてきたことで、将来は中心的な課題になる。社会主義は少数の人間が豊かになり、大多数の人間が貧しいという状態ではない。社会主義の最大の優越性とは共同富裕であり、これは社会主義の本質を体現するものだ。

   共同富裕という社会主義理想の堅持に対し、習近平総書記は次のように明確に指摘した。「共同富裕は中国の特色ある社会主義の根本的原則であるから、発展の成果をより多くより公平に人民全体に波及させ、共同富裕の方向に向かって安定を維持しながら前進せねばならない」。貧困脱却の難関攻略戦はまさにこの理想を実現する上で避けては通れない道であり、経済社会発展におけるこの「脆弱部分」を補強すれば、中国の特色ある社会主義事業は勇往邁進でき、共同富裕の理想目標が最終的に実現できる。

共同富裕

       马克思提出，在新的社会制度中“社会生产力的发展将如此迅速”，“生产将以所有的人富裕为目的”。恩格斯在描述社会主义时也指出，“我们的目的是要建立社会主义制度，这种制度将给所有的人提供健康而有益的工作，给所有的人提供充裕的物质生活和闲暇时间，给所有的人提供真正的充分的自由”。

       中国共产党自诞生之日起，就以消除贫困、改善民生、实现共同富裕为使命，谋求通过建立社会主义制度而从根本上消灭贫困问题。邓小平在不同场合多次提及共同富裕，他指出，社会主义与资本主义不同的特点就是共同富裕，不搞两极分化。在改革中，我们始终坚持两条根本原则，一是以社会主义公有制经济为主体，一是共同富裕。走社会主义道路，就是要逐步实现共同富裕。共同致富，我们从改革一开始就讲，将来总有一天要成为中心课题。社会主义不是少数人富起来、大多数人穷，不是那个样子。社会主义最大的优越性就是共同富裕，这是体现社会主义本质的一个东西。

       对于坚持共同富裕这一社会主义理想，习近平明确指出：“共同富裕是中国特色社会主义的根本原则，所以必须使发展成果更多更公平惠及全体人民，朝着共同富裕方向稳定前进。”脱贫攻坚战正是实现这一理想的必由之路。只有补齐了经济社会发展的“短板”，中国特色社会主义事业才能一往无前，共同富裕的理想目标才能最终实现。