健康増進による貧困救済

(的確な貧困脱却)

发布时间:2021-01-12 | 来源:中国網日本語版

健康増進による貧困救済


 国務院貧困救済弁公室のデータによると、2015年末までに、病気による貧困や、貧困脱却後に病気によって再び貧困に戻った貧困者数は2000万人近くあり、登録した貧困人口全体の44.1%だった。その中、重病や長期慢性病を患ったことがあるのは734万人だった。貧困に至る各種原因の中で、病気による貧困は各地域において最も際立っている。健康不良状態は貧困を引き起こしやすく、貧困はまた疾病を引き起こしやすい。貧困人口は「疾病―貧困―疾病」の悪循環に極めて陥りやすい。


 そのため、貧困人口の健康の権利を保障すること、病気による貧困や、貧困脱却後に病気によって再び貧困に戻ることの防止、健康増進による貧困救済を展開することは貧困脱却の難関攻略の重点分野になった。健康増進による貧困救済は、国家の的確な貧困救済・貧困脱却方針の重要な構成部分であり、貧困脱却の難関攻略戦の勝利の確保、小康社会の全面的完成の実現という目標に向けた重要な取り組みだ。このために、国家衛生・計画生育委員会(現在は国家衛生・健康委員会)や国務院貧困救済弁公室などの部門は共同で「健康増進による貧困救済プロジェクトの実施に関する指導意見」を公布した。健康増進による貧困救済プロジェクトは、貧困脱却の難関攻略戦の「二つの困らず、三つの保障」の要求に基づき、貧困人口の「基本医療に保障がある」という総体的な目標に焦点を合わせ、「健康中国」と農村振興の二大戦略を徹底させ、大病患者を一部とする集中的治療、慢性疾患患者を一部とする契約サービス管理、重病患者を一部とする徹底保障といった「三つの一部」行動計画を通じて、貧困人口が「治療を負担でき、順調に回復でき、治療を受けることができ、病気にあまりかからない」ことを強調している。


健康扶贫

 

  国务院扶贫办建档立卡数据显示,截至2015年年底,因病致贫、因病返贫的贫困人口近2000万人,占贫困人口总数的44.1%。其中,患大病的和慢性病的是734万人。在各种致贫原因中,因病致贫在各地区都排在最前面。健康不良的状态容易导致贫困,贫困又容易滋生疾病,贫困人口极易陷入“疾病—贫困—疾病”的恶性循环。


  因此,保障贫困人口的健康权利,防止因病致贫、因病返贫,开展健康扶贫,成为脱贫攻坚的重点领域。健康扶贫是国家精准扶贫精准脱贫方略的重要组成部分,是确保打赢脱贫攻坚战、实现全面建成小康社会目标的重要举措。为此,国家卫生计生委、国务院扶贫办等部门联合印发《关于实施健康扶贫工程的指导意见》,强调健康扶贫工程要按照脱贫攻坚战“两不愁三保障”的要求,聚焦贫困人口“基本医疗有保障”这一总体目标,落实健康中国和乡村振兴两大战略,通过大病集中救治一批、慢病签约服务管理一批、重病兜底保障一批“三个一批”行动计划,努力让贫困人口“看得起病、看得好病、看得上病、少生病”。