貧困撲滅は社会主義の本質的要請
国務院が2014年10月に開いた全国社会貧困救済活動テレビ電話会議で、習近平総書記は、貧困を撲滅し、民生を改善し、共同富裕を段階的に実現することは、社会主義の本質的要請であると指摘した。2017年10月18日、習総書記は第19回党大会において、発展を党の執政と国家振興の第一の重要任務として、社会生産力の解放と発展を堅持し、社会主義市場経済の改革方向を堅持し、経済の持続的で健全な発展を揺るぐことなく推し進めなければならないと指摘した。
鄧小平氏を核心とした中国共産党第2世代中央指導グループは、「社会主義とは何か、どのように社会主義を建設するか」という問題について模索し、初歩的な回答を出した。1992年初頭、鄧氏は「南方談話」において、「社会主義の本質は生産力を解放し、発展させ、搾取と両極化をなくし、最終的には共に豊かになることである」と提起した。
社会主義の本質論は、実践に対して次の大きな指導的意義を持っている。（1）科学的社会主義の基本原則の継承は、中国の特色ある社会主義の道を模索・建設する最も重要な理論成果の一つであり、マルクス主義に対する重大な発展だ。（2）私たちが公有制を堅持し、かつ公有制を充実・発展させるための方向を指し示した。（3）計画経済など本来は社会主義固有ではないものを社会主義の本質的特徴とした伝統観念を打ち破った。（4）人民の利益と時代の要求を反映し、時代の進歩と社会の発展の法則にそぐわない曖昧な観念を一掃し、長きにわたって具体的な方式に拘泥して社会主義の本質をないがしろにする間違った傾向から脱却し、社会主義の本質に対する認識を深めた。その内在的な要請は、各レベルの党と政府の指導幹部と広範な人民大衆が科学的な公平と正義の観念を樹立することで、根本的要求は生産力の解放と発展だ。
消除贫困是社会主义本质要求
在2014年10月国务院召开的全国社会扶贫工作电视电话会议上，习近平指出，消除贫困，改善民生，逐步实现全体人民共同富裕，是社会主义的本质要求。2017年10月18日，习近平在中共十九大报告中指出，必须坚定不移把发展作为党执政兴国的第一要务，坚持解放和发展社会生产力，坚持社会主义市场经济改革方向，推动经济持续健康发展。
以邓小平同志为核心的中国共产党第二代中央领导集体探索并初步回答了“什么是社会主义、怎样建设社会主义”的问题。1992年初，邓小平在南方谈话中提出，“社会主义的本质，是解放生产力，发展生产力，消灭剥削，消除两极分化，最终达到共同富裕”。
社会主义本质论对实践具有重大的指导意义：（1）继承了科学社会主义的基本原则，是探索建设中国特色社会主义道路的最重大理论成果之一，是对马克思主义的重大发展。（2）为我们既坚持公有制又完善和发展公有制指明了方向。（3）突破了把计划经济等一些原本不属于社会主义固有的东西当作社会主义本质特征的传统观念。（4）反映了人民的利益和时代的要求，澄清了不合乎时代进步和社会发展规律的模糊观念，摆脱了长期以来拘泥于具体模式而忽视社会主义本质的错误倾向，深化了对社会主义本质的认识。其内在要求是各级党政领导干部和广大人民群众树立科学的公平观和正义观，根本要求是解放和发展生产力。