海外における利益を守る

(軍事篇)

发布时间:2021-11-08 | 来源:中国網日本語版

海外における利益を守る


 海外における利益は、中国の国家としての利益の重要な構成部分だ。中国は海外における利益の安全を確保する活動体制の構築を通して、政治、経済、外交、軍事などの手段を総合的に活用して、海外における自国民、機関、資産、エネルギー資源、戦略的交通路の安全を保障し、世界における国家イメージを守り、有利な国際環境をつくる。中国は海外における利益を守る際、私利私欲に走らず、自国の利益と各国民の共通の利益の統一を重視し、国際社会に公共財を提供することに力を入れている。


 近年、海外における中国の利益は安全面でさまざまな脅威にさらされており、特に現地の戦争や内乱による脅威や損失を受ける状況がしばしば発生し、海外における利益と安全を守ることはすでに国の経済や人々の暮らしに関わる重大な戦略上の課題になっている。中国軍隊は国際的な安全保障と軍事協力を積極的に推進し、海外における利益の保護のメカニズムを整える。海外での行動展開と保障能力との差を補うことに着目し、遠海での展開能力を発展させ、海外補給拠点を建設することによって、多様化した軍事任務を遂行する能力を強化する。航行護衛を実施し、海上の戦略的交通路を守り、海上権益の保護や海外にいる中国国民の救出などを行う。2015年3月、イエメン情勢が悪化する中、中国海軍護衛艦隊はイエメンのアデン湾海域に赴き、初めて直接交戦区域の港湾に停泊し、中国国民621人とパキスタン、エチオピア、シンガポール、イタリア、ポーランド、ドイツ、カナダ、英国、インド、日本など15カ国の国民279人を安全に救出した。




维护海外利益

 

  海外利益是中国国家利益的重要组成部分。中国通过构建海外利益安全工作体系,综合运用政治、经济、外交、军事等手段,保障海外本国公民、机构、资产、能源资源、战略通道安全,维护国际形象,塑造有利国际态势。中国维护海外利益,不追求一己私利,注重把自身利益与各国人民的共同利益统一起来,致力于为国际社会提供公共安全产品。


  近年来,中国海外利益面临多样化安全威胁,特别是因当地战争或内乱而遭受威胁和损失的情况不断发生,维护海外利益安全已凸显为关系国计民生的重大战略议题。中国军队积极推动国际安全和军事合作,完善海外利益保护机制。着眼弥补海外行动和保障能力差距,发展远洋力量,建设海外补给点,增强遂行多样化军事任务能力。实施海上护航,维护海上战略通道安全,遂行海上维权、撤离海外中国公民等行动。2015年3月,也门安全局势严重恶化,中国海军护航编队赴也门亚丁湾海域,首次直接靠泊交战区域港口,安全撤离621名中国公民和279名来自巴基斯坦、埃塞俄比亚、新加坡、意大利、波兰、德国、加拿大、英国、印度、日本等15个国家的公民。