貴州の発展の「黄金の10年」
2011年以来、貴州省は10年連続で経済成長率全国トップ3を維持してきた。地区内総生産は2010年に全国26位であったところから2020年には20位まで上昇し、1人当たり地区内総生産は31位から25位まで上昇し、極めて容易ではなく、極めて非凡な「黄金の10年」を築いた。
また、この10年間に、貴州省の交通、水利、電力、通信などインフラ整備は空前の成果を収めている。2020年末時点で、全省の高速道路の総延長距離は7607キロに達し、開通区間の総延長距離は全国で5位となり、これは広東、四川、河北、雲南に次ぐ規模であり、高速道路の総合密度は全国上位を維持している。
そのほか、貴州全体でのエンゲル係数、1人当たり居住面積、高等学校・大学入学率、医療面の水準などの社会指標についても歴史的な記録をうち出している。2012年以降、貴州の都市部住民のエンゲル係数は一定して富裕レベル(40%以下)にあり、2015年、農村住民のエンゲル係数が初めて富裕レベルに達して以来、そのレベルを維持している。2020年末、全省の100世帯当たりの家庭用自動車保有台数は著しく向上し、都市部で45台、農村で23台となっている。全省での常住人口1人当たりの居住面積は拡大しているだけでなく改善されており、都市部で1人当たり平均40.41平方メートル、農村で1人当たり平均49.23平方メートルとなっている。
「黄金の10年」は貴州が中国の新たな発展理念を全面的で的確に貫徹・実行した上で得られた重要な成果であり、それは経済・社会発展指標だけでなく、不断に改善する環境指標にも反映されている。
贵州发展“黄金十年”
自2011年以来,贵州省连续10年经济增速保持全国前三。地区生产总值从2010年的全国第26位上升到2020年的第20位,人均地区生产总值从第31位上升到第25位,创造了极为不易、极不平凡的“黄金十年”。
一方面,近10年来,贵州省的交通、水利、电力、通信等基础设施建设取得空前成就。截至2020年年末,全省高速公路通车里程达7607千米,居全国第5位,仅次于广东、四川、河北、云南,综合密度保持全国前列。
另一方面,贵州全省恩格尔系数、人均居住面积、高中及高等教育入学率和医疗条件等社会指标也创造了历史最佳纪录。自2012年以来,贵州城镇居民恩格尔系数稳定在富裕水平(低于0.4);2015年农村居民恩格尔系数首次达到并稳定在富裕水平。2020年年末,全省每百户家庭拥有家用汽车的数量明显提高,城镇为45辆,农村为23辆;全省常住居民人均住房面积既有增加又有所改善,其中城镇为人均40.41平方米,农村为人均49.23平方米。
“黄金十年”是贵州全面准确贯彻落实中国新发展理念的重要成果,它不仅体现为经济社会发展指标,也体现为不断改善的生态环境质量指标。