西南部地区の高速鉄道「大十文字」
歴史上、貴州は交通が不便な地域であり、周辺との交流も困難であった。明朝末期、貴州巡撫(当時の地方長官)の郭子章は「わが国の山河は険しく、貴州はその最たるものだ」と感慨深く語ったという。現在の貴州はすでに水陸空の立体交通体系が形成されている。2014年の貴陽=広州高速鉄道の開通は、貴州が「高速鉄道の時代」に突入したことを示している。
現在、上海=昆明・貴陽=広州・成都=貴陽間の高速鉄道、重慶=貴陽間の快速鉄道はすべて貴州省都の貴陽で交差し、貴州省内の高速鉄道開通区間距離は1527キロに及ぶ。貴陽=南寧高速鉄道は現在建設中であり、2023年の開通予定である。貴陽を中心とする高速鉄道の「大十文字」によって、貴州は中国において重要なファースト経済の「ターミナル」となった。
西南高铁“大十字”
历史上,贵州交通极不便利,和外界沟通交流困难。明末时期,贵州巡抚郭子章曾感慨:天下山川之险,贵州为最。今天的贵州已经形成水陆空立体交通体系。2014年,贵广高铁开通,标志着贵州迈入“高铁时代”。
目前,沪昆高铁(上海—昆明)、贵广高铁(贵阳—广州)、成贵高铁(成都—贵阳)、渝贵快铁(重庆—贵阳)均在贵州省会贵阳市交会,贵州境内高速铁路通车里程1527千米。贵南高铁(贵阳—南宁)正在建设中,预计2023年开通。以贵阳为中心的高铁“大十字”,使贵州因此而成为中国举足轻重的快速经济通道。