抗戦道路・「24道拐(蛇行路)」
「24道拐」は、貴州省黔西南州晴隆県の南郊1キロに位置し、抗日戦争中、雲南-ビルマ(現ミャンマー)ルートの目印となっていた場所である。また「スティルウェルルート」のシンボルであり、中国とアメリカ軍隊・人民が手を携えてファシズムに対抗した重要な歴史的証拠となっている。
「24道拐」は、その名の通り24のカーブのある道である。山のふもとから山頂までの高度は約260メートル、傾斜角度が約60度の坂道を「S」字型に山に沿って建設したもので、全行程は約4キロである。
第二次世界大戦当時、アメリカからの援助物資は、雲南-ビルマルートを経て昆明に到着した後、「24道拐」を通ってしか前線と重慶へと送り届けることができなかった。太平洋戦争が勃発した後、米陸軍のジョセフ・スティルウェルは雲南-ビルマルートの輸送の維持を命じられた。日本軍は何度も飛行機を送り「24道拐」を爆撃した。アメリカ軍と中国軍民は、全力を尽くしてこの道を守り、中国への国際支援物資のスムーズな輸送を確保した。
2006年、「24道拐」は国家重点文化財保護施設に選ばれた。2015年、中央宣伝部により全国愛国主義教育モデル基地に登録された。再建された安南古城、展望台、馬幇山寨などをはじめ、「24道拐」周辺に開発された観光地には、各地から観光客が押し寄せている。スティルウェル小鎮には、アメリカの農村教会、バー、酒屋、カフェ、劇場や米軍指揮部などが観光スポットとなっている。抗日戦争中に中国とアメリカがともに戦った、生々しい当時の様子が再現されている。
抗战公路“二十四道拐”
“二十四道拐”位于贵州省黔西南州晴隆县城南郊1千米处,是抗日战争期间滇缅公路的标志性地点,也是“史迪威公路”的形象标识,成为中美军民携手抗击法西斯的重要历史见证。
顾名思义,“二十四道拐”是一段有24道弯的公路。从山脚至山顶垂直高度约260米,在倾角约60度的斜坡上以“S”形顺山势而建,全程约4千米。
二战时,美国援华物资经滇缅公路到达昆明以后必须要经“二十四道拐”才能送到前线和重庆。太平洋战争爆发后,美国陆军准将约瑟夫·史迪威受命维持滇缅公路的运输。日寇曾多次派飞机对“二十四道拐”进行轰炸,美军和中国军民奋力护路,保证了国际援华物资运输畅通。
2006年,“二十四道拐”被评为国家重点文物保护单位。2015年,被中宣部命名为“全国爱国主义教育示范基地”。围绕“二十四道拐”开发的旅游区也吸引了各地游客纷至沓来,其中包括恢复重建的安南古城、观景台、马帮山寨等。在史迪威小镇,设置了美式乡村教堂、酒吧、酒庄、咖啡厅、剧院和美军指挥部等景点,再现了抗战期间中美并肩抗战的生动场景。