中国で世界自然遺産数が最多の省

(貴州)

发布时间:2022-01-05 | 来源:中国網日本語版

中国で世界自然遺産数が最多の省


 貴州は独特なカルスト地形、丹霞地形と多様な生態環境を有している。2020年末時点で、梵净山、荔波(ライハ)カルスト、施秉カルスト、赤水丹霞などが世界自然遺産に登録され、その数は全国一である。


 梵浄山は「天空の城」と呼ばれ、仏教が盛んで寺院が林立していることから「梵天浄土」とも呼ばれている。山脈には薄雲が漂い、雲滝、禅霧、幻影、仏光は梵浄山の四大天象奇観である。その象徴的な観光スポットに、紅雲金頂、万メートル寝仏、キノコ石などがある。ここは世界の同緯度地帯において動植物の生態保存の最も完全な地区であり、国家級自然保護区に登録され、2018年に世界自然遺産リストに登録された。


 荔波は黔南(貴州省南部)の辺境に位置し、「地球のベルトにある緑の宝石」と称えられている。「荔波」という言葉はブイ族語から由来し、美しい山の斜面という意味である。荔波を訪ねると、まるで視覚の盛大な宴に迷い込んだようで、目を離す暇がないほど美しい景色が広がっている。臥龍潭から美しい弧を描き、ラヤの滝は青々としてかすかに流れており、人々の心を癒している。


 雲台山は黔東南州施秉県の北部13キロのところにあり、地球の同緯度上にある緑色の瑪瑙である。それは巨大な盆栽のように、世界で最も古く、完全な形で保存されている白雲岩カルスト地形である。世界でも極めて珍しく、科学的考察の価値は高く、世界自然遺産の専門家が「世界で一番美しい白雲岩カルストである」と驚くほどである。2014年、雲台山は独特性、典型性、唯一性および「最上級の自然現象そして類まれな自然美・美的価値」を有するとして、ユネスコ世界遺産リストに登録された。


 赤水丹霞観光エリアは中国で丹霞地形面積が最も大きく、露出が最も揃っており、特色が最も典型的な観光スポットである。核心観光地区の仏光岩は「世界一の丹霞」と言われる垂直に聳え立つ巨大丹霞の絶壁であり、午後の日光が照らすとまるで燃えるように赤く、その間には1本の高さ269メートル、幅42メートルの柱状の大きな滝があり、地上に舞い降りた白龍のようであり美しい。血のように赤い岩壁と真っ白な滝の水が互いに引き立て合い、生命力が感じられるだろう。



中国世界自然遗产数量最多的省

 

  贵州拥有奇特的喀斯特地貌、丹霞地貌和多元化的生态环境,截至2020年年末,已有梵净山、荔波喀斯特、施秉喀斯特、赤水丹霞等处入选世界自然遗产地,数量居全国第一。


  梵净山被称为“天空之城”,因该山佛教兴盛,寺刹林立,故得名“梵天净土”。山脉之间云雾缭绕,云瀑、禅雾、幻影、佛光是梵净山的四大天象奇观。其标志性景点有红云金顶、万米睡佛、蘑菇石等。这里还是世界同纬度地带动植物生态保存最完好的地区,被列为国家级自然保护区,2018年入选世界自然遗产名录。


  荔波地处黔南边陲,被誉为“地球腰带上的绿宝石”。“荔波”一词来自布依族语,意思是美丽的山坡。走进荔波,就如同走入了一场视觉的盛宴,令人目不暇接,卧龙潭划出优美的弧线,拉雅瀑布青翠幽幽,犹如思绪轻轻漫溢。


  云台山在黔东南州施秉县北部13千米处,是地球同纬度上一颗绿色玛瑙。它犹如一个巨大的盆景,是世界上最古老、保存最完整的白云岩喀斯特地貌,全球极为罕见,极具科考价值,世界自然遗产专家惊叹为“世界上最美的白云岩喀斯特”。2014年,云台山以其独特性、典型性、唯一性,以及“超乎寻常的自然现象和非同寻常的自然美学价值”,被联合国教科文组织列入世界自然遗产名录。


  赤水丹霞旅游区是中国丹霞地貌面积最大,出露最齐,特色最典型的景点。核心景区佛光岩有“世界丹霞之冠”之称,是一座垂直壁立的巨大丹霞绝壁,在午后阳光照射下丹霞似火,中间有一条高269米宽42米的柱状大瀑布,犹如飞身而下的白龙,飘逸俊秀。血红的岩壁与雪白的瀑水相映成趣,赋予赤壁灵动的活力。