世帯生産請負責任制
世帯生産請負責任制はまたの名を「大包幹」(全面請負制)といい、農家が家庭を単位として集団経済組織と請負契約を締結することだ。主な生産手段が依然として集団所有に帰属し、分配の面では労働に応じた分配の原則を実施し、生産経営活動において集団と世帯が分かれるときもあれば、一体化するときもある。世帯生産請負責任制は1980年代初期に中国大陸の農村で推し進められた重要な改革で、農村の土地制度の重要な転換と農村の経済体制改革の産物だ。さらに重要なのは、この制度が中国の農民による偉大な創造であり、「個別生産請負制」を象徴とした農村改革は中国の対内的改革の大きな幕を開けた。
安徽省鳳陽県梨園公社小崗村は比較的早く旧体制の制限を打ち破り、「個別経営請負制」を自発的に講じた地方だ。1978年11月、小崗村の農民18人が「生死状」に署名し、村内の土地をそれぞれ請け負い、「土地を個々の農家に分け、損益の責任を自分で負う」ことを実施し、世帯生産請負責任制の先駆けとなった。四川など他の一部の省も「作業グループ生産請負制」など似た方法を採用し、中国の農村改革の序幕を開いた。
1982年1月、党中央は「全国農村活動会議紀要」を公布し、「個別生産請負制と個別経営請負制」が社会主義集団経済の責任制であると初めて認めた。その後、世帯生産請負責任制は徐々に全国で普及された。中国の農村の様相はこれにより驚天動地の変化が起きた。
中国の農村があまねく世帯生産請負責任制を実施した後、集団統一経営の強みが発揮されただけでなく、農民個人の生産の積極性も引き出され、さらに分散型の小規模経営にも、比較的集中した適度な規模の経営にも適応できるようになり、労働生産性の向上と農村経済の全面的な発展を促進し、農民の生活レベルを向上させた。実践が証明したように、世帯生産請負責任制は中国の農村の特徴と農村の生産力の発展レベル、管理レベルに適応した比較的良い経済形態だった。
家庭联产承包责任制
家庭联产承包责任制,又称“大包干”,是由农户以家庭为单位同集体经济组织签订承包合同,主要生产资料仍归集体所有,分配方面实行按劳分配原则,生产经营活动中集体和家庭有分有合。家庭联产承包责任制是20世纪80年代初期中国大陆农村推行的一项重要改革,是农村土地制度的重要转折和农村经济体制改革的产物。更为重要的是,这一制度是中国农民的伟大创造,以“包产到户”为标志的农村改革拉开了中国对内改革的大幕。
安徽省凤阳县梨园公社小岗村是较早冲破旧体制限制,自发采取“包干到户”的地区。1978年11月,小岗村18位农民签下《生死状》,将村内土地分开承包,实行“分田到户,自负盈亏”,开创了家庭联产承包责任制的先河。四川等其他一些省份也采取了“包产到组”等类似做法,开启了中国农村改革的进程。
1982年1月,中共中央印发《全国农村工作会议纪要》,第一次肯定“包产到户、包干到户”都是社会主义集体经济的责任制。此后,家庭联产承包责任制逐步在全国推开。中国农村的面貌由此发生了翻天覆地的变化。
中国农村普遍实行家庭联产承包责任制后,既发挥了集体统一经营的优越性,又调动了农民个人生产的积极性,既能适应分散经营的小规模经营,也能适应相对集中的适度规模经营,促进了劳动生产率的提高和农村经济的全面发展,提高了广大农民的生活水平。实践证明,家庭联产承包责任制是适应中国农业特点、农村生产力发展水平和管理水平的一种较好的经济形式。