「863」計画

(中国共産党創立100周年)

发布时间:2022-07-13 | 来源:中国網日本語版

「863」計画


 1970年代から、ハイテクを核心とする新たな科学技術イノベーションが社会の生産力の向上と人類の創造力の発揮に対して大きな影響を与え、経済、政治、軍事、社会、文化などの分野に重大な変化を引き起こした。ハイテクという未来の国際競争の高地を先に制するため、世界の多くの国々が次々に投資を増やし、ハイテクの発展を国家戦略の主な内容としている。


 1986年3月3日、王大珩、王淦昌、陳芳允、楊嘉墀の4人の科学者は党中央に連名で手紙を書き、世界の先進レベルを目指し、中国のハイテクを発展させなければならないという意見を提出した。鄧小平はこの意見に同意し、3月5日に「このことは速やかに決断すべきであり、先延ばしをしてはならない」という指示を出した。これにより、党中央と国務院は直ちに100人に上る専門家を集めて全面的な調査と考察を厳格に行い、「ハイテク研究の発展計画要綱」を検討・策定した。これはすなわち、「目標を絞り込んで重点を際立たせる」方針を堅持し、生物、情報、宇宙、レーザー、オートメーション、エネルギー、新素材という七つの技術分野の15のテーマを研究と発展の重点に選ぶことだ。この計画は1986年3月に立てられ、「863」計画とも呼ばれる。1996年、この計画に海洋技術の分野が加えられた。


 「863」計画は、国家の長期にわたる発展と国家の安全保障に関わる戦略的かつ最先端で先見性のあるハイテクの問題を解決し、独自の知的財産権を持つハイテクを発展させ、ハイテクの集積と応用を統一し、未来の新興産業の発展をけん引するためのものだ。この計画は1987年3月に正式に実施され、各分野の科学者の連携と協力、持続的な取り組みによって一連の重大な技術的ブレークスルーを実現し、中国のハイテクおよびその産業の発展の道を模索し、国家のハイテクのさらなる発展のために強固な基礎を築き、貴重な経験を蓄積した。




“八六三”计划


  20世纪70年代以来,以高科技为核心的新一轮科技革命对社会生产力的提高和人类创造力的发挥产生了巨大的影响,引起了经济、政治、军事、社会、文化等各方面的深刻变化。为了抢占高技术这一未来国际竞争的制高点,世界上许多国家纷纷加大投入,把发展高技术作为国家战略的主要内容。


  1986年3月3日,王大珩、王淦昌、陈芳允和杨嘉墀4位科学家联名给中共中央写信,提出要跟踪世界先进水平、发展中国高技术的建议。邓小平充分肯定了这份建议,并于3月5日作出批示:“此事宜速作决断,不可拖延。”据此,中共中央、国务院迅速组织上百位专家进行严格全面的调查论证,研究制定《高技术研究发展计划纲要》,即坚持“有限目标、突出重点”的方针,选择生物、信息、航天、激光、自动化、能源、新材料等7个技术领域的15个主题项目作为研究发展重点。这一计划产生于1986年3月,又称“八六三”计划。1996年,这一计划又增加了海洋技术领域。


  “八六三”计划是解决事关国家长远发展和国家安全的战略性、前沿性和前瞻性高技术问题,发展具有自主知识产权的高技术,统筹高技术的集成和应用,引领未来新兴产业发展的计划。这一计划于1987年3月正式组织实施,各领域科学家协同合作、持续攻关,实现了一系列重大技术突破,探索了中国高技术及其产业发展的道路,为国家高技术进一步发展奠定了坚实基础、积累了宝贵经验。