西部大開発戦略

(中国共産党創立100周年)

发布时间:2022-07-13 | 来源:中国網日本語版

西部大開発戦略


   西部大開発は20世紀末から21世紀初頭にかけて党中央と国務院が中国の現代化建設における鄧小平の「二つの大局」思想に関して打ち出した重大な戦略的政策決定だ。1999年9月、中国共産党第15期四中全会は国家が西部大開発戦略を実施するよう打ち出した。2000年1月、国務院は西部地域開発指導グループを設立した。2000年10月、中国共産党第15期五中全会は「国民経済と社会発展の第10次五カ年計画策定に関する党中央の建議」を採択し、西部大開発の実施と地域の協調的な発展の促進を戦略的任務とした。


   西部大開発は系統的に展開される大規模な事業で、全体の計画は、2001年から2010年までは基礎づくりの段階、2011年から2030年までは発展を加速する段階、2031年から2050年までは現代化を全面的に推進する段階の3段階に分けられる。西部開発はインフラ整備を基礎とし、生態環境の保護を根本とし、経済構造の調整と特色ある産業の開発を鍵とし、科学技術の進歩に依拠することと人材育成を保障とし、改革開放を原動力とし、経済の繁栄と各民族人民の共同裕福を出発点とすると国家は打ち出した。


    2017年1月、国家発展改革委員会は「西部大開発『第13次五カ年』計画」を発表し、この時期の西部大開発の総合的な目標は、2020年までに予定通りに小康社会を全面的に完成させ、西部地域の総合的な経済力、人々の生活水準と質、生態環境状況が新たなレベルに上ることだと打ち出した。2019年8月15日、国家発展改革委員会は「西部陸海新ルート全体計画」を発表し、2025年までに西部陸海新ルートを基本的に築き上げると明らかにした。2020年5月、党中央と国務院は「新時代における西部大開発の新たな枠組み形成の推進に関する指導意見」を公布し、西部大開発において大規模な保護と開放、質の高い発展の新たな枠組みの形成を推進することを打ち出した。


    西部大開発の範囲は12の省・自治区・直轄市をカバーし、面積は全国の約71.4%を占める。自然、歴史、社会的要因によって西部地域の経済と社会の発展は相対的に遅れている。西部大開発戦略の実施と中西部地域の発展の加速は国民経済の持続的な成長の推進、地域の協調的な発展の促進、民族団結の強化、社会の安定の維持と辺境防衛の強化にとって重要な意味を持つ。



西部大开发战略

 

         西部大开发是20世纪末21世纪初中共中央、国务院贯彻邓小平关于中国现代化建设“两个大局”思想作出的重大战略决策。1999年9月,中共十五届四中全会提出,国家要实施西部大开发战略。2000年1月,国务院成立西部地区开发领导小组。2000年10月,中共十五届五中全会通过《中共中央关于制定国民经济和社会发展第十个五年计划的建议》,把实施西部大开发、促进地区协调发展作为一项战略任务。


        西部大开发是一项规模宏大的系统工程,总体规划划分为三个阶段:从2001年到2010年是奠定基础阶段,从2011年到2030年是加速发展阶段,从2031年到2050年是全面推进现代化阶段。国家提出,西部开发要以基础设施建设为基础,以生态环境保护为根本,以经济结构调整、开发特色产业为关键,以依靠科技进步、培养人才为保障,以改革开放为动力,以繁荣经济、使各族人民共同富裕为出发点。


       2017年1月,国家发展改革委印发《西部大开发“十三五”规划》,提出这一时期西部大开发的总目标是,到2020年如期全面建成小康社会,西部地区综合经济实力、人民生活水平和质量、生态环境状况再上新台阶。2019年8月15日,国家发展改革委印发《西部陆海新通道总体规划》,明确到2025年将基本建成西部陆海新通道。2020年5月,中共中央、国务院印发《关于新时代推进西部大开发形成新格局的指导意见》提出,推进西部大开发形成大保护、大开放、高质量发展的新格局。


       西部大开发的范围包括中国12个省、自治区、直辖市,面积约占全国的71.4%。由于自然、历史、社会等原因,西部地区经济社会发展相对落后。实施西部大开发战略、加快中西部地区发展,对于推动国民经济持续增长,促进区域协调发展,加强民族团结,维护社会稳定和巩固边防具有重要意义。