「SARS」との闘いに勝利

(中国共産党創立100周年)

发布时间:2022-07-14 | 来源:中国網日本語版

「SARS」との闘いに勝利


 非定型肺炎は略称を「SARS」、専門用語で「重症急性呼吸器症候群」といい、2003年に中国の一部地域で発生したコロナウイルスにより引き起こされる肺感染症を指す。追跡調査によると、2002年11月に広東省仏山市で最初の「SARS」患者が発生したことが判明した。2003年2月初め、広東の「SARS」の発症者数は激増した。2月中旬、「SARS」は香港、広西、四川、山西などさらに多くの地域に広がった。3月1日、北京は初の「SARS」流入症例を確認し、徐々に「SARS」の感染が特に深刻な地域になった。「SARS」の感染拡大は21世紀の中国で起きた深刻な突発公衆衛生事件の一つだった。


 「SARS」の感染拡大に立ち向かうため、党中央は一連の重大な配置を行い、防疫活動統一指導メカニズムの構築と、感染拡大報告制度の厳格な実施、断固とした感染拡大防止措置の実行を明確に要求した。4月21日、全国で1日1回「SARS」の新規感染者数と疑似症例者数を報告・発表する制度を実施した。4月23日、国務院は非定型肺炎対策・治療指揮部を設立し、全国の非定型肺炎予防治療活動の指揮と調整を統一的に行うようになった。5月1日、早急に建設された「SARS」を専門的に治療する北京市初の仮設伝染病病院・小湯山病院が患者の受け入れを始めた。6月19日、北京市の大部分の病院は正常な医療体制が回復した。それとともに全国の各省・自治区・直轄市の「SARS」の感染拡大も効果的に抑制された。6月24日、世界保健機関(WHO)は北京への渡航延期勧告の解除を発表し、同時に北京を「SARS」感染拡大エリアリストから外した。これをもって中国大陸部の「SARS」の感染拡大との闘いは決定的な勝利を収めた。


 突然やってきた「SARS」の感染拡大という厳しい試練に直面し、党中央と国務院の力強い指導の下、全国人民は奮起して立ち向かい、SARSとの闘いで「人々が心を一つにし力を合わせ、団結して助け合って協力し、困難に立ち向かって突き進み勝利を得ようとする」という精神を示した。この精神は全党と全国人民を鼓舞し、SARSとの闘いで勝利を得る強大な原動力となった。「SARS」との闘いの勝利は中国の特色ある社会主義制度の大きな強みをさらに示し、困難に打ち勝つ中国人民の勇気と能力を大いに高め、中華民族の求心力を強め、中国の発展の見通しに対する世界各国の自信を深め、世界における中国の影響力を拡大した。




战胜“非典”疫情


  非典型肺炎,简称“非典”,专业术语称作“严重急性呼吸系统综合征”,指2003年中国局部地区发生的一类由冠状病毒引起的肺部感染病症。溯源调查表明,2002年11月,广东省佛山市出现第一位“非典”患者。2003年2月初,广东的“非典”进入发病高发期。2月中旬,“非典”疫情传至香港、广西、四川、山西等更多地区。3月1日,北京接收了第一个输入性“非典”病例,并逐渐成为“非典”的重灾区。“非典”疫情,是21世纪中国发生的一次严重的突发公共卫生事件。


  为抗击“非典”疫情,中共中央作出一系列重大部署,明确要求建立防疫工作统一领导机制,严格疫情报告制度,采取果断措施防止疫情扩散。4月21日,全国实施每天一次“非典”新增病例与疑似病例的报告与公布制度。4月23日,国务院成立防治非典型肺炎指挥部,统一指挥、协调全国非典型肺炎的防治工作。5月1日,经过紧急筹建的北京市第一家专门治疗“非典”的临时性传染病医院小汤山医院开始接收患者。6月19日,北京市大部分医院恢复正常医疗秩序。与此同时,全国其他省、市、自治区的“非典”疫情也已得到有效控制。6月24日,世界卫生组织宣布撤销对北京的旅行警告,同时将北京从“非典”疫区名单中排除。至此,中国内地抗击“非典”疫情取得了决定性胜利。


  面对突如其来的“非典”疫情的严峻考验,在中共中央、国务院的坚强领导下,全国人民奋起抗击,形成了“万众一心、众志成城,团结互助、和衷共济,迎难而上、敢于胜利”的抗击非典精神。这一精神成为鼓舞全党和全国人民夺取抗击非典斗争胜利的强大动力。抗击“非典”斗争的胜利,进一步显示了中国特色社会主义制度的巨大优越性,极大提高了中国人民战胜困难的勇气和能力,增强了中华民族的凝聚力,增强了世界各国对中国发展前景的信心,扩大了中国在国际上的影响。