「五位一体」の全体的な配置

(中国共産党創立100周年)

发布时间:2022-07-14 | 来源:中国網日本語版

「五位一体」の全体的な配置


 1986年に開かれた中国共産党第12期中央委員会第6回全体会議(第12期六中全会)は、経済建設を中心にして、揺るぎなく経済体制と政治体制の改革を行い、揺るぎなく精神文明建設を強化するという全体的な配置を初めて打ち出した。


 1987年10月、第13回党大会は富強な経済、民主的な政治、高い文化的素養を求めるという「三位一体」の中国の特色ある社会主義事業の全体的な配置を打ち出した。その後、第14回党大会、第15回党大会、第16回党大会でも経済建設、政治建設、文化建設という「三位一体」の社会主義現代化建設の全体的な配置が受け継がれた。


 2005年2月、胡錦濤総書記(当時)は省・部クラス主要指導幹部特別研修クラスにおいて、社会主義の経済建設、政治建設、文化建設、社会建設という「四位一体」の全体的な配置を打ち出した。


 2012年11月に開かれた第18回党大会がエコ文明建設の位置付けを引き上げて全体的な配置に加えたことにより、「五位一体」の中国の特色ある社会主義建設の全体的な配置が形成された。すなわち経済建設をしっかりと中心に据えていくとともに、経済建設、政治建設、文化建設、社会建設、エコ文明建設を全面的に推進し、現代化建設の各段階・各方面の調和的発展を促す。「五位一体」の全体的な配置と「四つの全面」の戦略的配置は互いに促進し、統一的に連動するもので、経済発展を促進するとともに、社会主義市場経済、民主政治、先進文化、エコ文明、調和の取れた社会を統合的に建設し、人民の裕福化、国家の富強化、美しい中国の建設を連動して推進していく。


 「五位一体」の全体的な配置が打ち出されたことは、調和の取れた発展の法則性と、中国の特色ある社会主義の法則性に対する中国共産党の認識が絶えず深まっていることを示している。





“五位一体”总体布局



  1986年召开的中共十二届六中全会首次提出了以经济建设为中心,坚定不移地进行经济体制改革,坚定不移地进行政治体制改革,坚定不移地加强精神文明建设的总体布局。


  1987年10月,中共十三大明确提出了经济富强、政治民主、精神文明“三位一体”的中国特色社会主义事业的总体布局,此后中共十四大、十五大、十六大都延续了经济建设、政治建设、文化建设“三位一体”的社会主义现代化建设总体布局。


  2005年2月,胡锦涛在省部级主要领导干部专题研讨班上提出了社会主义经济建设、政治建设、文化建设、社会建设“四位一体”总布局。


  2012年11月召开的中共十八大,将生态文明建设提升到总体布局中来,从而形成了“五位一体”的建设中国特色社会主义总体布局。即在坚持以经济建设为中心的同时,全面推进经济建设、政治建设、文化建设、社会建设、生态文明建设,促进现代化建设各个环节、各个方面协调发展。“五位一体”总体布局和“四个全面”战略布局相互促进、彼此联动,在推动经济发展的基础上,统筹建设社会主义市场经济、民主政治、先进文化、生态文明、和谐社会,协同推进人民富裕、国家强盛、中国美丽。


  “五位一体”总体布局的提出,体现了中国共产党对协调发展的规律性认识不断深化,对中国特色社会主义的规律性认识不断深化。