中国共産党第19回全国代表大会
2017年10月18日、中国共産党第19回全国代表大会（第19回党大会）が北京人民大会堂で開幕した。大会のテーマは次の通りだ。初心を忘れず、使命を胸に刻み、中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、小康社会の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な勝利を勝ち取り、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けてたゆまず奮闘する。この大会は中国が小康社会の全面的完成の決勝段階において、そして中国の特色ある社会主義の発展の鍵となる時期に開催した非常に重要な大会で、小康社会の全面的完成の決戦に勝利し、社会主義現代化建設を深く推し進めるための計画を立てるという重大な任務を担っており、党と国家の事業において過去を受け継ぎ未来を切り開くこと、中国の特色ある社会主義の前途と運命、最も広範な中国人の根本的利益に関わる。
習近平総書記は第18期中央委員会を代表し、「小康社会の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な勝利を勝ち取ろう」と題する報告を大会に向けて行った。報告は、中国の特色ある社会主義が新時代に入ったという重大な判断を打ち出し、中国社会の主な矛盾が人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾に変わっていると指摘した。それとともに、報告は「二つの百周年」を節目とした奮闘目標に合わせ、小康社会の全面的完成の決戦の勝利と、社会主義現代化国家の全面的建設に向けた新たな征途につくことに対する戦略的な配置と計画を行った。第19回党大会から第20回党大会までは「二つの百周年」を節目とした奮闘目標の歴史的合流期であり、小康社会を全面的に完成させて一つ目の百周年を節目とした奮闘目標を達成するだけでなく、その勢いに乗って社会主義現代化国家の全面的建設に向けた新たな征途につき、二つ目の百周年を節目とした奮闘目標を目指して突き進まなければならない。国際・国内情勢と中国の発展の条件を総合的に分析してみると、2020年から今世紀中葉までは、二つの段階に分けて計画できる。第一の段階の2020年から2035年までは、小康社会の全面的完成を土台に、さらに15年奮闘して、社会主義現代化を基本的に実現する。第二の段階の2035年から今世紀中葉までは、現代化の基本的実現を土台に、さらに15年奮闘して、中国を富強・民主・文明・調和の美しい社会主義現代化強国に築き上げる。その暁には、中国は物質文明・政治文明・精神文明・社会文明・エコ文明が全面的に向上し、国家統治体系・統治能力の現代化を実現し、トップレベルの総合国力と国際的影響力を有する国となり、全人民の共同富裕が基本的に実現し、人民がより幸せで安心な生活を送っており、中華民族はより意気軒昂として世界の諸民族の中にそびえ立っているだろう。
中国共产党第十九次全国代表大会
2017年10月18日，中国共产党第十九次全国代表大会在北京人民大会堂开幕。大会主题是，不忘初心，牢记使命，高举中国特色社会主义伟大旗帜，决胜全面建成小康社会，夺取新时代中国特色社会主义伟大胜利，为实现中华民族伟大复兴的中国梦不懈奋斗。这次大会是在中国全面建成小康社会决胜阶段、中国特色社会主义发展关键时期召开的一次十分重要的会议，承担着谋划决胜全面建成小康社会、深入推进社会主义现代化建设的重大任务，事关党和国家事业继往开来，事关中国特色社会主义前途命运，事关最广大中国人民根本利益。
习近平代表第十八届中央委员会向大会作《决胜全面建成小康社会夺取新时代中国特色社会主义伟大胜利》报告。报告提出了中国特色社会主义进入新时代的重大判断，指出中国社会主要矛盾已经转化为人民日益增长的美好生活需要和不平衡不充分的发展之间的矛盾。同时，报告结合“两个一百年”奋斗目标，对决胜全面建成小康社会、开启全面建设社会主义现代化国家新征程作出战略部署和安排。从中共十九大到二十大是“两个一百年”奋斗目标的历史交汇期，既要全面建成小康社会、实现第一个百年奋斗目标，又要乘势而上开启全面建设社会主义现代化国家新征程，向第二个百年奋斗目标进军。综合分析国际国内形势和中国发展条件，从2020年到本世纪中叶可以分两个阶段来安排：第一个阶段，从2020年到2035年，在全面建成小康社会的基础上，再奋斗15年，基本实现社会主义现代化；第二个阶段，从2035年到本世纪中叶，在基本实现现代化的基础上，再奋斗15年，把中国建成富强民主文明和谐美丽的社会主义现代化强国。到那时，中国物质文明、政治文明、精神文明、社会文明、生态文明将全面提升，实现国家治理体系和治理能力现代化，成为综合国力和国际影响力领先的国家，全体人民共同富裕基本实现，中国人民将享有更加幸福安康的生活，中华民族将以更加昂扬的姿态屹立于世界民族之林。