エコ文明建設の政府目標責任システム

(エコ文明篇)

发布时间:2023-01-10 | 来源:中国網日本語版

エコ文明建設の政府目標責任システム

 エコ文明建設の政府目標責任システムとは、エコ文明建設を目標とし、政府部門の関係主体に対し明確に権限と責任を割り当て、また責任追及を実施する体制・メカニズムで、エコ文明体制の一部をなすものである。このシステムの整備は、汚染防止・対処の堅塁攻略戦をしっかりと戦い抜くための内在的な要求で、効果的な取り組みであるだけでなく、責任を負う政府という角度から「国家ガバナンスシステムとガバナンス能力の現代化」を推進する重要な内容ともなっている。


 エコ文明建設の政府目標責任システムには主に以下の数種類の制度設計が含まれる。第1種は、具体的な排出削減指標・環境の質の改善などの具体的任務から導かれた目標考査である。第2種は、地方政府の成績考査の調整によって導かれた総合的エコ文明目標評価システムである。第3種は、エコ文明建設目標によって導かれた先導的・試験的な審査・評議システムである。第4種は、エコ文明建設分野の関連部門の常態的な分業の責任を整理して明確化するための制度設計である。第5種は、責任システムを基礎に打ち立てられた責任追及メカニズムである。


 第18回党大会以来、中国はエコ文明体制改革を全面的に推進し、エコ文明建設の政府目標責任システムは日増しに成熟している。2018年5月、習近平総書記は全国生態環境保護大会において、生態環境の質の改善を核心とする目標責任システムの構築を打ち出した。2018年6月、党中央と国務院は、「生態環境保護の全面的強化と汚染防止・対処の堅塁攻略戦を断固戦い抜くことに関する意見」を発表し、一歩進んで、指導幹部のエコ文明建設責任制を実行し、「党と政府が共に責任を持って行い、一つのポストで二つの責任を担う」を厳格に実行する必要があるとした。資源消費・環境損害・生態系サービスなどによって体現されたエコ文明建設状況の指標を経済・社会発展の評価システムに盛り込み、エコ文明の要求を体現する目標システム・考査方法・賞罰メカニズムを確立することで、エコ文明建設の推進に重要な手引きと頼りになる保障を提供することができる。




生态文明建设政府目标责任体系


  生态文明建设政府目标责任体系,即以生态文明建设为目标,对政府部门相关主体明确权责配置并实施问责的体制机制,是生态文明体制的组成部分。完善这一体系,既是打好污染防治攻坚战的内在要求和有效抓手,也是从责任政府维度推动“国家治理体系和治理能力现代化”的重要内容。


  生态文明建设政府目标责任体系主要包括以下几类制度安排:第一类,以具体减排指标、环境质量改善等具体任务为导向的目标考核;第二类,以调整地方政府绩效考核为导向的综合性生态文明目标评价体系;第三类,以生态文明建设目标为导向的,引导性的、试点性的考评体系;第四类,厘清生态文明建设领域相关部门常态化分工责任的制度安排;第五类,建立在责任体系基础上的问责机制。


  中共十八大以来,中国全面推进生态文明体制改革,生态文明建设政府目标责任体系日益成熟。2018年5月,习近平在全国生态环境保护大会上提出,建设以改善生态环境质量为核心的目标责任体系。2018年6月,中共中央、国务院发布《关于全面加强生态环境保护坚决打好污染防治攻坚战的意见》,进一步提出要落实领导干部生态文明建设责任制,严格实行党政同责、一岗双责。通过把资源消耗、环境损害、生态效益等体现生态文明建设状况的指标纳入经济社会发展评价体系,建立体现生态文明要求的目标体系、考核办法、奖惩机制,可以为推进生态文明建设提供重要导向和可靠保障。