日本国際交流基金日中交流センターは5日夜、東京で歓迎会を開き、中国の高校生一行26人の11カ月にわたる日本留学を歓迎した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
高校生の代表、礼済聞さんは日本語で「私たちは中日両国の世代友好という願いを抱き、日本にやってきた。日本文化を理解し、日本の生活習慣に慣れ、日本語を真剣に学ぶと同時に、日本社会を自らの目で観察し、自らの心で感じ、できるだけ多くの日本の高校生と友だちになるよう努力したい。また、中国の伝統文化を数多くの日本の高校生やその家族に紹介し、中国に対する理解を深めてもらいたい」とあいさつした。
日本政府は「日中21世紀交流事業」として、06年から「心連心:中国高校生長期招へい事業」を実施し、毎年中国の高校生数十人を日本に招き、日本の社会や文化への理解を深める機会を提供している。第3回目となる今年は、北京市・吉林省・遼寧省・天津市などからの高校生が6日から、宮城県
・大阪府・京都府・鹿児島県など日本の各地に分かれ、一般の家庭にホームステイし、現地の高校に通い、日本の高校生と一緒に授業を受け、11カ月の留学生活を送る。
「人民網日本語版」2008年9月6日 |