中日平和友好条約締結30年を記念するため、中国人民対外友好協会、中国日本友好協会、天馬株式会社が主催する「翁倩玉(ジュディ・オング)木版画展」が、9月17日から25日にかけて中国美術館で行われる。
翁倩玉女史は、歌唱や演芸の面でも秀でている多才な木版画画家である。25歳から日本の木版画画家棟方志功氏の弟子・井上勝江氏に師事し、以来努力を重ね、最少限の色彩で最大限の色彩感を生み出す、特色のある風格をつくりあげた。
今回の展覧会では翁倩玉女史が30年間余りに創作した作品52点が展示される。そのうちの多くは受賞作品である。
翁倩玉女史は中国の発展と建設、中日友好事業に関心を寄せ、中日交流活動に積極的に参加している。今年、四川省で大地震が発生し、人命や財産の大きな損失をもたらした。翁倩玉女史は直ちに各界と連絡して7月に東京で慈善公演を行い、2791万668円の義捐金を地震被災地に寄付するなど、被災地の再建支援を希望している。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年9月17日