今年は中日青少年友好交流年に当たり、その交流活動の一環として、中国高校生代表団の第5陣が今月14日から22日までに日本を公式訪問することになった。13日には訪問前の事前研修会と結団式が北京外国語研究出版社国際会議センターで行われた。
訪問前の研修会と結団式
在中国日本大使館の道上尚史公使
説明会には在中国日本大使館の道上尚史公使が出席し、スライドを使って日本の自然風景やマナー、社会それに中国の若者にも人気がある漫画や歌手など、日本の事情を分かりやすく説明した。
中国高校生代表団の第5陣は北京市をはじめ河北、甘粛、貴州、黒龍江、海南、遼寧、広東、福建、内蒙古、新疆などの省や自治区直轄市から選ばれた397人の生徒からなり、それぞれ北海道、秋田、山形、新潟、群馬、埼玉、神奈川、京都などを訪問する。訪問期間中は、地元の高校生たちとともに授業を受けるほか、ホームステイをし、市民活動に参加する。中でも、高校生たちはホームステイに一番期待しているようだ。
若いころ蒔いた友好の種は、きっといつか花を咲かせる時期を迎えることだろう。
「中国国際放送局 日本語部」より 2008年10月14日