中国政府の招きを受け、「中日青年友好交流年」事業の一環として、日本側は最後となる青少年代表団1千人を来月中国に派遣する。代表団は中国で友好訪問を行い、北京で開催される中国側の閉幕式に出席する予定だ。
昨年の「中日文化・スポーツ交流年」と中日国交正常化35周年記念に続いて決定した「中日青年友好交流年」事業は、双方が両国国民の友好感情をいっそう増進し、今後の友好事業を担う青少年の育成に着眼した重要な交流活動だ。
同事業の覚書には、文化、学術、環境保護、科学技術、メディア、映画・テレビ、観光等の分野で、両国の一連の青少年交流活動を進めると規定。中日双方は今年から毎年、4年間4千人規模の青少年の相互訪問を実現していく方針だ。
大まかな統計によると、中国側組織委員会所属の各機関はこの1年を通じて100以上の中日青少年交流活動を開催。日本の外務省も日本側の代表機関として、日中友好会館などの団体をまとめて数多くの交流事業を展開してきた。
「人民網日本語版」2008年11月13日