この度の四川における震災に関しては、日本にいても本当に多くの事を目の当たりにし、考えさせられます。日々、余りに悲しい報道に接する度、落涙を禁じ得ません。

同時にこの時点における被災地および中国全土の皆さんの心の動き、また、気力、行動力に対し、驚きと敬意を感じます。

行政の対応についても、中国国内外から何かと論評がありますが、火急にしなければならないことについて、適切な判断をされているのではないかと感じます。

我が日本は、地震災害の頻発地域として、多くの経験を行政も一国民も有しておりますが、この度の四川の被災地における官民の動きが、日本の場合と比べ、不適切であったとは思えません。

中国の皆さんの底力を賞賛したい思いです。

日本の被災経験におけるデータについては、多くの失敗例があると思いますので、是非中国ではそのようなデータを入手し、災害を少しでも軽減して頂きたい思いです。

この一週間の中国全土における対応は、本当に見事でした。

この様な大規模震災は、今後復興までの間、数年に渡り本当に長い間の多方面なケアが必要だと思います。

中国内及び国際社会の支援が、短期的なものに止まらずに長く継続されますよう、願ってやみません。

被災者の皆様に早く平安が訪れますよう、心から祈念致します。

(日本国千葉県　一色源太郎)

被災地の方々にできるだけ早く以前の平穏な生活に戻ってもらうことを強く祈るとともに、亡くなられた多数の方々に衷心よりお悔やみ申し上げます。

こんな悲惨な事態になっているのに、政治も経済の問題も全く関係ありません。

日本の救援隊は帰国しましたが、派遣されたと聞いている日本人医師団がその誇りに掛けて、一人でも多くの中国人の命を救うことを切に切に期待します。

頑張れ！頑張れ！中国！困難を乗り越えるんだ、中華人民共和国！！

(日本国東京　桑原伸)

「北京週報日本語版」より2008年5月29日