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羅田広総領事が交通事故で死亡 日本各界が追悼
発信時間: 2008-07-16 | チャイナネット

在大阪中国総領事館によると、帰国中の羅田広総領事が11日、交通事故に遭い死亡したと伝えた。総領事以上の役職の中国の駐日本外交官が任期中に死亡したのは初めてという。

在大阪中国総領事館は15日、位牌を設けて、羅田広氏に追悼の意を表すため訪れた日本各界の関係者を迎え入れた。日本の大阪府知事らが弔問に訪れ、追悼の意を表し、関西地域の数多くの自治体も追悼の辞を起草し、弔問式に参加した。

中国外交部新聞司(報道局)によると、羅総領事は仕事の都合で帰国していた。事故の具体的状況は明らかでないという。知人によると、羅総領事は5月12日に四川大地震が発生して以来、義援金に対応する仕事などで、多忙を極めていたという。 

羅田広総領事は1952年12月生まれの55歳。対日外交畑を歩み、1979年の大阪領事館への赴任を皮切りに、長崎総領事館の領事、札幌総領事、大使館付参事官を歴任するなど、外交官として日本滞在は長い。1999年から2006年にかけては国内で外交部領事司副司長、同司長を務め、2006年2月から現職。

「チャイナネット」2008年7月16日

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