「日本(中国)と聞いて真っ先に思い浮かべるものは?」との質問で、両国市民が相手国の文化、経済を重視してきていることがわかった。日本の印象について、中国の学生に聞いたところ、上位5位までの結果は南京大虐殺(49.3%)、桜(40.9%)、電器製品(29.7%)、靖国神社(23.4%)、中国を侵略した旧日本軍(20.3%)。また、一般市民は南京大虐殺(62.2%)、電器製品(51.3%)、桜(38%)、日本料理(23.8%)、富士山(19.4%)で、今回初めて「日本料理」が「中国を侵略した旧日本軍」に取って代わり、上位5位の仲間入りをした。一方、中国の印象について、日本の知識層に聞いたところ、経済成長と成長過熱(46.3%)、中華料理(32%)が上位を占め、一般市民は中華料理(46.2%)、北京五輪(35.5%)、万里の長城(35.2%)と答えた人が多かった。中国の学生は中日関係の発展を妨げる主な障害として、歴史問題(74%)、領土紛争(71.1%)、経済摩擦(26.5%)を上位3位に挙げ、特に歴史問題と領土紛争はその他の問題を引き離し、大きな関心を集めていることがわかった。数年前と違うのは、経済摩擦が上位3位にランクインしたことだ。
「人民網日本語版」 2008年09月09日 |