第4回「東京―北京フォーラム」が16日午前、東京で開幕した。日本の福田康夫首相は大会に寄せたメッセージで、「『北京―東京フォーラム』はすでに日中関係の面で毎年行われる重要な活動となり、常に展望をもって日中関係の発展を考え、未来に着眼した叡智に富む討議を積極的に繰り広げている」と指摘した。
福田首相は「『北京―東京フォーラム』と同様、ここ数年で日中関係は大きく発展した。どんな時であれ、両国は胡錦涛主席の訪日時に署名した『戦略的互恵関係の包括的推進に関する中日共同声明』の精神に基づき、共に困難を克服し、勇気に満ちて前進していくことができるものと信じている」と表明した。
「北京―東京フォーラム」は中国日報社と日本の言論NPOが共同発起し、中国の報道界・学術界と日本の民間組織が手を携えて、中日関係の発展を促進し、中日の相互理解を強化するために立ち上げた、中日のエリートによる交流の場。中日の民間友好交流を促進し、両国の政治・経済・学術・文化エリートに開かれた討議の場を提供することを主旨、目標としている。05年以降、両国で毎年順番に開かれ、今回が4回目。すでに中日間の「パブリック・ディプロマシー」の場となっている。
「人民網日本語版」 2008年09月17日 |